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2009年5月 4日 (月)

新卒新入社員の社会人マナー講習

Imgp1655 さて、当院のスタッフが新旧入れ替わりになります。高校新卒2名(うち先一人は4月入社で1ヶ月早く入っていただき業務を覚えてもらっています。もう一人はGW明けから院内デビューに向け特訓中です)

私も新社会人として某外資系製薬会社に入社した時も同じような接遇の研修会を受けたなぁ…と遠い遠い昔の事を思い出しながら一緒に立会いで聞いてきました。写真はその研修風景です(当院スタッフルームで研修をしたので和室のおうち写真みたいで申し訳ないです)

講師の先生は当院の接遇を1年前からずっとお願いしている大阪の(株)空心の山根暁先生(先生のブログはこちら

当院では、歯科医院でも接客業だと思い、患者様への「おもてなし」を徹底させると言うのが医院のポリシーとしてあるので接遇は一番大事だと考え、経費については惜しまず使うようにしています。本当にそれくらい接遇というのは医院運用を行うにあたり大切です。

2日間の研修で、社会人の心得(学生気分ではダメ、アルバイトではないということ)、社会人として働くってどんなこと?、報告・連絡・相談は社会人では必須、言葉遣いを大人にしよう(丁寧語・尊敬語・謙譲語の使い方)、電話対応、挨拶の仕方、お茶の出し方を教えていただきました。さすがに2日間なので実践的なOJTまでは時間が足りなかったので私のほうでフォローアップを致しました。

やはり経営者サイドから教えにくい事柄もあります。ですので、このような接遇の基礎と言うのは外部の方にお願いして基礎を就けてもらうというのがベストだと私は考えています。骨子を外部の方にお願いして「経営方針のコアな部分」と「基本的なマナー」を教えてもらい、その後は私達経営サイドで肉付けをしていく、というのが理想的な形ではないかと私自身考えております。

今回はスタッフが総入れ替えになりますから、これを機に接遇やマナーを徹底させたく思っております。

「治療は痛くてイヤだけども、通ってきて気分のいい歯科医院」を目指して生きたいと思っています。そのためには院内の清掃や整理整頓は重要ですが、それは当たり前のこと。では何を強化すべきかと言うとやはり「マンパワー」。スタッフの教育がとても重要になります。いくらハコがキレイでも中で働くスタッフが無愛想で対応が悪ければおのずと患者様も足が遠のきます。

今まで医療と言うと患者様が医者にペコペコする、というイメージでしたが、当院は患者様をお客様として、大切なゲストとしてお迎えしたいと思っております。ただ娯楽施設ではなく病を治す施設ですので限界はありますが、その限界ギリギリまでの「おもてなし」を行うのが私の理想です。

理想ばかり追い続けても難しいので、まずは出来ることから一つずつ確実に、を目標に患者様に快適な治療環境を提供していくべくスタッフ一同頑張っていく所存です。

これからも当院の成長をコラムでご覧いただけましたら幸いです。

接遇講師の山根様、毎回遠路ありがとうございます。今後ともよろしくお願い申し上げます。

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