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2009年7月18日 (土)

強烈な努力

先日たまたまつけたNHKのテレビをつけたら老齢で肺炎でお亡くなりになられた「カリスマ碁棋士」の方の半生を追ったドキュメントが放送されていました。

血反吐を吐くぐらい努力をして死ぬ間際まで碁と弟子の教育に心血を注ぎ、最期まで碁を愛した人だそうです。

人を本気で怒って育てようとする人がいなくなった今、この方は本気で弟子を怒り育て上げたそうです。

「逃げるは卑怯」というのが信条で、逃げ腰の弟子に烈火のごとく怒り、自分の碁の勝負も『逃げ手』を打てば勝てるものをいつも真っ向勝負で決して逃げることがなかったといいます。

その方の残された書で、非常に心に残るものが2つありました。

強い筆文字で書かれたその文字に、その方の生き様と碁に対する強い愛情を感じました。

「屈屈伸」

一番弟子の方に残した書。屈しても屈しても伸び上がり立ち上がれ。

そして臨終間際の絶筆。

「強烈な努力」

この方は常に碁の勉強をし、ストイックに碁を生涯追い求め続けたそうです。その努力の結果努力は実りました。

実らない努力はない、努力しない人には結果は伴わない。

強烈な努力。

非常に印象に残る言葉でした。

努力はなかなか実るまでに時間がかかります。ですが強烈に努力をすれば必ず実を結ぶ。そう信じたいものです。

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