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2009年8月 2日 (日)

「あたりまえ」の事を「あたりまえ」に続ける難しさ

当院では毎週このようにコラムを週末更新したり、医院専用に毎週水曜日にペーパーに印刷した院内報を書いたり(こちらはネット普及率が低いためPCでネットコラムを読めない方が多いのでネットコラムアナログ版みたいなものです)、月一回保険証確認の際に手書きで院内新聞を書いて患者様にお渡ししたりしています。医院のパンフレットや掲示物のすべて手作り。とにかく書き物が多い。基本的に文章を書くのが好きなのでいいのですが、たまに「しんどいな」と感じる事もあるというのは正直なところです。

毎週院内に日曜日にお花を生け代えています。時間はかかりますしコストも手間もかかります。ですが、毎週生けているうちに患者様から「いつもお花がきれいに生けてあるから来るのが楽しみ」と言われるので頑張って続けています。日曜日の午前中はこの花生けや庭手入れなどでまず潰れてしまう事が多いので「休みたいな」と感じることもあるのは正直なところです。

器具の滅菌も「患者様にばれなかったらいいやん」と思うときもありますが、「前に誰か分からない人の唾や血などの体液がついたものを、もし自分が使われたらどう思う?」と考えるとすべて滅菌して、不潔域を増やさないよう清潔不潔ゾーニングを明確にしたり…。「こんな田舎でそこまでやっている人いませんよ」と歯科材料店さんにも昔言われた事がありますし、はっきり言うと非常にコストがかかるのですが、これだけは譲れません。まぁ黙っていれば患者様には分からないのでしょうが、私が許せないのでこれは開業当初から一貫して「清潔な医院で清潔な器具を提供する」という信念を曲げていません。

このように、地味な事を継続してすることはとても大切なことではあるのは頭では分かっているのですが、継続して行う事が結構難しいんです。

表題にもあるように「あたりまえ」のことを「あたりまえ」に継続して行う事が実は一番難しかったりします。

ですが、地道な努力と言うのは浸透するには時間がかかりますが、かならず気付いてくれる人には気付いてもらえます(全く気付いてくれない方もいますが…)。このネットコラムも更新が遅かったりすると患者様から「先週更新遅かったね」と言われたり、毎週水曜日に連載している院内報の更新をコロっと忘れて「先生、水曜日過ぎてるのに新しい記事のせてないよ」と言われたり、院内新聞を保険証確認の際に渡しそびれると「今月新聞ないの?」と聞かれたり…。患者様にニーズがあるなと思うとやめるわけにもいきません。

お花にしてもしかりです。「毎週楽しみ」と言われる女性の患者様だけでなく最近は男性の患者様にもご好評頂いています。

器具は「ココの医院はきれいなのが当たり前」と浸透していて、問診表や初診カウンセリングの際にも「私は神経質やから○○さんからここは全部器具はきれいと聞いたから」と言われるケースが多いです(当院は最近ほぼ6~8割くらいが紹介初診です)

やりだすと、きっちりしないと気がすまない(というか融通がきかない)性格なので主人からは「手抜いたらええやん」と言われますがなかなか…損な性格ですね。

当たり前の事を当たり前に継続することは難しいと開業してから特に感じる毎日です。

この地味な努力が大きな実を結ぶといいんですけどね。患者様のためにコツコツ地道に頑張ります。

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