« 医院の庭の植木 | トップページ | 新宮のうなぎ、鹿六さん »

2009年11月22日 (日)

薬の不思議な副作用

私は今、持病の治療でステロイドを飲んでいます。商品名は「プレドニン」。

ステロイドというのは抗炎症作用と免疫低下作用があり、病気の炎症がひどいときやアレルギーがひどい時に使用しますが、効果が絶大な分、副作用も多種多彩で「諸刃の剣」の代表的な薬です。

この「プレドニン」という薬。前の記事にも書きましたが、感染しやすい、糖尿病になりやすい、大腿骨壊疽、緑内障・白内障、コレステロール上昇、骨粗鬆症、不眠、胃潰瘍など色々なこわい副作用があるのですが、一風変わった副作用もあります。

たんぱく質をつくる作用が増進される(らしい、です。主治医談)ので、爪の伸びるのが異常に早いんです。爪の白いところギリギリまで爪切りをしても、3日後くらいにはネイルアートが出来るくらい爪が伸びてるんです。ですのでしょっちゅう爪切りしています。

あと、髪の毛も伸びるのが早い早い。「ステロイドは髪が抜けやすい」という副作用があり私も服用当初バサバサと髪が抜けたので長かった髪をショートカット近くまで切ったのですが、髪を切って1ヵ月半でショートカットがボブくらいの長さまで伸びました。4センチ位は軽く伸びてます。「もう髪が束ねられるようになったの?」と自分でも髪の伸びる速さにびっくりです。「髪の伸びる市松人形」のように異様な伸び方です(苦笑)

もちろん、髪が伸びるからには他の場所の毛も伸びるのが早いわけで(笑)

私は独身の時に永久脱毛をしたのでムダ毛は生えないのですが、睫毛がプレドニンの影響でとても伸びました。もともと睫毛が長めなのですがさらにパワーアップ。「付け睫毛?」というくらいファサファサ状態。「睫毛のエクステいらないですね」と看護師さんにも笑われるくらいで「エクステ」というより「キリンかラクダの睫毛」状態。睫毛が伸びすぎて重くて視界に入ってきてスダレみたいになってきたので常にビューラーで睫毛を上げておかないと鬱陶しいくらい伸びました。マッチ棒が睫毛に乗りますよ。

他にもステロイドの典型的な副作用は「ムーンフェイス」。中心性肥満といって体の脂肪がなぜか身体の中心に集まってしまう不思議な作用。なので手足が細くなり顔や胴回りが太くなるという現象が起きます。私も服用してからこけていた頬が丸くなり逆に健康的に見えるようになりました(苦笑)顔、パツンパツンです…。ですのであまり人と会いたくないですね…。

あと厄介な副作用が「食欲増進」。食べても食べても不思議とお腹が空くんです。「誰かもう一人お腹に人が住んで私の食べたものを勝手に消化してるんじゃないの?」というくらい。満腹感がありません。ステロイドを服用すると太るというのはコレが原因。なんで空腹感がでるのかはわからないそうですが、病院で同じ病気で入院して同じ薬を飲んでいる人もいつも「お腹すいた~」と口を揃えていっていました。

歯科領域でも不思議な副作用が…。私はないのですが、ステロイド服用者には知覚過敏が多くなるようです。う~ん、メカニズム的には考えにくいのですが「歯がしみやすくなる」らしいです。感染しやすいので虫歯・歯周病にはなりやすいのはわかるんですけどね。知覚過敏はなぜなるのかわかりません。

プレドニンは副作用の怖い薬ですが、個人差はありますがこのような変わった副作用も出てきます。強い薬なので徐々に減量したり、維持量といって病気を押さえ込むために少量を一生飲み続けないといけない薬なので、気長に付き合って生きたいと思います。

薬って、いろんな作用があるんですね。

学校の薬理学の授業は寝てばっかりだったので、きちんと聞いて勉強しておけばよかったと思う今日この頃です。

« 医院の庭の植木 | トップページ | 新宮のうなぎ、鹿六さん »

患者の目線から-SLE患者として-」カテゴリの記事

当院ホームページ

リクルート/採用情報

  • 詳細はまさご歯科口腔外科クリニック・リクルートをご参照下さい。


  • ■2018年度・新卒歯科助手
    2018年度の新卒歯科助手求人は募集はありません。
  • ■2018年度・新卒歯科衛生士
    2018年度の新卒歯科衛生士の求人は7月1日にエントリー予定です。しばらくお待ちください

当院掲載書籍紹介

  • まさご歯科口腔外科クリニックが日本の歯科100選-2012年-に紹介されました。2011年12月1日より全国書店にて販売中!