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2009年11月21日 (土)

膠原病と歯科治療について

私が膠原病になったから…というわけではないのですが、久々に口腔外科ネタを。

意外と知られていませんが膠原病(リウマチや全身性エリテマトーデス、スチル病…その他未同定膠原病なども含む)でステロイド治療をされている方は歯科治療は慎重に行わないといけません。

膠原病の発病因子や悪化因子には「ストレス」が大きく関与します。ですので歯科治療は心身ともに大きなストレスになりますから、膠原病の主治医の先生と慎重にやり取りをして行う事が大切です。

症例によっては膠原病の治療を優先して歯科治療は膠原病の症状が落ち着いてから実施となる場合や、ステロイドの内服量を加減して歯科治療を行うなど膠原病の主治医の判断が必要になります。

しかもステロイドは副作用として感染しやすいという難点があります。口の中は雑菌だらけ。抜歯や血が出るような処置をした場合はその傷口から感染してしまう事もあるため予防投与といって事前に抗生剤を飲んでもらったりするケースもあります。

一般歯科では対処できない場合があるので、膠原病を罹患している方は病院口腔外科か主治医の先生に手紙を書いてもらって口腔外科開業医に診察治療してもらう事をお奨めします。

当院でもステロイド服用中の患者様は受診されている内科と連携して治療を行いますのでご安心して受診下さい。必ず初診の問診の際に「○○病院内科にて○○(膠原病の種類)でステロイド内服○mg./dayを何ヶ月服用中です」とお伝えくださいね。

私が膠原病の全身性エリテマトーデス(SLE)なので、主人も私も膠原病は勉強して結構詳しいです。

最後は宣伝になっちゃいましたね(苦笑)スミマセン。

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