献血で貧血
とある日、主人が用事で一人で外出して帰ってきたときの事。
えらく真っ青で帰ってきたので「どうしたん?」と聞くと、「いやぁ…同級生でナースしてる人に見つかっちゃって『献血して!』って頼まれちゃって断れなくて…」とのこと。
医療系の学校はよく献血車が来ます。主人も大学時代によく献血させられたそうですし、私の学校にも献血車が来る事がありました。私は疾患持ちなので今まで一度も献血した事がないんです。(学生の時に献血した人はジュース2本くれるのですが、問診でダメな場合1本ジュースをくれました)
主人、外科医のくせに自分の血と身内の血は苦手。
私が出血を伴うケガをしたときも「わーーー、血が出てる!」と大騒ぎ(苦笑)白衣を着てないと血はダメみたいです。
主人は痩せているのですが、ナースの方に「大丈夫!」と押し切られ400mlの献血をされたらしく貧血状態で帰ってきました。
「献血して貧血になってどーするんよ」
「200だと思ってたら400だって…イヤとも言えず」
自分の腕から血が抜き取られるところを見ただけで気持ち悪かったそうです。さんざん人の採血やら点滴やら血まみれのオペをしておきながら…。
「田辺は狭いからどこかで知り合いに会うね…。献血車を見たら逃げるわ」と主人。医療関係者なんだから400はさすがに自分の体調もあるので200くらいは協力してあげましょうね、今まで大学で輸血をたくさん患者様にしてきたんだから。
輸血が善意で賄われてると思うとすごいですよね。私も疾患がなければ一度チャレンジしてみたいものです。
主人はちゃっかりもらったジュースは自宅で全部一人で飲んでました(笑)