« 実録・大腸内視鏡体験! | トップページ | Dr.ヒロシの日記 »

2010年1月23日 (土)

基礎疾患のある方の診察希望が増えてます

最近、初診でお見えになる患者様の問診表を拝見すると、「HPを見た」や「コラムを見た」で来院される方が多くなってます。私の雑文にお付き合いくださってありがとうございます。

このコラムにも書いてますが私は「膠原病」です。

なので主人も私も「膠原病」に使用するプレドニンなどの「ステロイド」や「免疫抑制剤」、ボナロンなどの「骨粗鬆症」の薬(歯科治療の際は注意の要る薬類)などは自分自身が使用している薬なので一緒に勉強して結構詳しいです。

私が「膠原病」とコラムでカミングアウトしてから、当院に来院される患者様で「膠原病」の方や抗がん剤や各種疾患でステロイドや免疫抑制剤を使用中の患者様が非常に増えました。

コラム効果でしょうか…。

たしかに私が患者様の立場なら(というか、私自身も難病持ちなので)「自分の病気について知識のあるところへ」と思います。

一応「火曜の午後診」をカウンセリング初診・有病者歯科外来にしてますので、特に火曜午後に基礎疾患のある患者様が集中するのですが、お話を聞くと皆さん紀南地区は医療過疎でお困りのようです。火曜午後診は特殊外来と言う事もあり、込み合って待ち時間が長くなる傾向がありご迷惑をおかけして申し訳なく思います。私の体調がもう少し良くなり次第、以前のように「カウンセリング初診・有病者歯科外来」の診察日を今後増やしていく予定にしています。もうしばらくお待ち下さい。

正直、膠原病に限らず、基礎疾患のお持ちの方のカウンセリングでお話を聞いていると「ちょっと、この状態で入院してないのは危ないんでないの?」と思う方もしばしば。先週も非常に治療に慎重にならないといけない疾患をお持ちの初診の患者様が数名いらして、主人と「大丈夫かな」と心配になりました。

大学病院時代は基礎疾患の患者様を診るのは「あたりまえ」だったのですが、開業医レベルでこんなに基礎疾患をお持ちの方が来院されるのは想定外だったので主人共々驚きを隠せないというのが本音です。

紀南地区の口腔外科を要する病院は、主に口周囲の腫瘍や口腔ガン治療がメインなので有病者の一般歯科治療は基本的に行っておらず当院に回ってくる事が多いです。

そういった専門的な知識のある「受け皿」医院が地方に行くと非常に少ないので「医療過疎」になってしまうんでしょうね。有病者の方もどこに行って良いのか分からず症状がかなり悪化してから来院されるケースが多く、教科書に出てくるような今時あまりお目にかかれないような「バージン症例」が多数を占めており治療も大変です。

口腔外科に限らず、医科にもそれは言えることです。医科の方が細分化されているのでもっと医療過疎が深刻です。

行政にももっと地域医療の充実を図るために医師確保や助成や誘致など頑張ってもらいたいものですね。

« 実録・大腸内視鏡体験! | トップページ | Dr.ヒロシの日記 »

とりあえず診療日記」カテゴリの記事

当院ホームページ