仕事と家事と病気とのつきあい方
1月から週2回(火曜・水曜)ですが、午後診察に復帰してます。
特に水曜日は私が入院で休んでいる間に控えていた手術(難しい親知らずの抜歯や、口腔内の良性腫瘍・繊維腫などの摘出やインプラントなど)が立て込んでいて大変。もう3月初めまで手術予約が一杯で入れられません。
手術日は神経を使うのでかなり疲れます。
思った以上に療養中に体力が落ちてしまってるんだなと実感。あまり無理をしてまた入院にならないようできるだけペースを落として仕事をするように気をつけてます。自営業なのでこんな不変則な仕事の出方が出来るので助かってはいますが、会社勤めなら解雇だよなぁなんて思ってしまいます。
仕事をし始めると、やはり家事が大変。
うちの医院は「口腔外科」なので、持病(糖尿病や高血圧、心臓病、肝臓病など)をお持ちの方や、私と同じ病気(膠原病や難病など)の方、私が入院中に同じ病棟だった方達(抗がん剤使用中や放射線治療中の方)など「基礎疾患」をお持ちの方が多いので、よく患者様から「奥さん、病気があるのにお仕事と家事と大変だからコレどうぞ」とお惣菜やお野菜、果物などを頂く事があります。
先日も定期健診でご来院になった私と同じ病気の患者様から「奥さん私と同じ病気だからよくわかるわ。仕事とご飯の両立は大変だから作ってきたから食べて」と「じゃこの佃煮」を頂きました。お心遣いありがたく思います。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
病気をお持ちの方に診療中いろいろと勇気づけられている今日この頃です。みなさん、ご自身も大変なのに…ご心配頂いてありがたい限りです。
仕事に出ると職場のアレコレ(患者様用の説明資料であれがあると便利だなとか、帳簿のチェックなどの経理etc)が気になって自宅に「持ち帰り」で療養日にデスクワークしてしまったりするので家事が疎かになってしまいます。
主人は掃除や洗濯などは手伝ってくれるのですがさすがに料理は出来ないので、私が出勤した日や体調が悪い日は外食になりがち。
外食だとどうしても栄養バランスが崩れるので、せめて自宅にいて体調のよい療養日くらいは栄養価の高いものを…ということで山盛りに「野菜」や「雑穀」などマクロビメニューなので主人に「僕、ヤギやトリじゃないんだからさ、こんなに草や雑穀をてんこもりにするのはどうよ…。君が仕事が休みの日は僕は『草食系夫』やね(←主人は「草食系男子」の意味が「野菜が好きな男の人」と勘違いしているようです。たしかに彼は「草食系男子」ですが…。)」と言われます(苦笑)
一生治らない病気なので「病気」とうまく付き合っていかないといけないんですけどね。仕事と家事と病気と、どうやって付き合っていけばいいのかなぁと思案中の毎日です。
« Dr.ヒロシの日記 | トップページ | Dr.ヒロシの日記 »
「患者の目線から-SLE患者として-」カテゴリの記事
- 膠原病の夏・日本の夏@2019年(2019.07.27)
- お灸LOVE♡(2019.07.06)
- 東洋医学と上手く付き合ってみる(2019.05.11)