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2010年1月23日 (土)

実録・大腸内視鏡体験!

クローン病か潰瘍性大腸炎疑いで、金曜日に大腸内視鏡と腸の生検(腸の組織の一部を切り取って病理検査をすること)に行ってきました。

率直に申し上げますと、大腸内視鏡は痛い!!!!!です。

検査の前の晩21時から絶食で、検査当日8時半頃に病院で2時間かけて下剤を内服。

その量なんと2リットル!タイマーを持たされて15分おきに下剤を服用していきます。下剤の味はポカリスエットの塩味といった感じ。あまり飲みやすい味ではありません(私はポカリが苦手)

ちょうど8時半に同じく外来で大腸内視鏡予定の3人の方と「ヨーイドン」で下剤を飲み始め。90のおじいちゃん、50代くらいの女性、私。予定では私が外来組では一番最後の検査予定のようです。

3人で看護師さんに内視鏡の下剤の服用方法の説明方法を聞いてから3人でポカリ味の下剤をグビグビ。ちょうど私は喉が渇いていたのでぐいっと一気飲み。

看護師さんに「いい飲みっぷりですねぇ」と褒められました。

もうすでにおじいちゃんと女性は「まずい、飲めない」と1杯目からダウン気味。私が飲み終わってから10分くらいかかってふたりとも完飲。

この「10分」の開きが徐々に大きくなっていき、私が2リットルを飲み終える頃にはまだおじいちゃんも女性も1リットルくらい残っている状態でした。

「これで最後の1杯です」と。うんざりしながらお腹がタポタポで「もうこんなに飲めません」状態。

2リットル飲んでしばらくするとおなかも痛くないのに便意が。(汚くてすみません)それからずっとトイレにこもりっきり。腸内の残渣をすべて出し切ったのを看護師さんに確認してもらってから内視鏡室へ。

予定では私は一番最後の検査だったのに、まだ他のふたりは下剤内服が終わってないとの事で繰上げで検査が一番になってしまいました。

内視鏡室の看護師さんに「穴あきパンツ」を渡されて穿き替え。お尻のところだけ穴が空いている紙パンツです。

結構マヌケです。

先生が来るまで雑談すること数分。内視鏡室の看護師さんは面白い方で「若いと下剤の飲みっぷりも便の出しっぷりも早くていいね」とブラックジョーク。「検査痛いんですか?」と聞くと「う~ん、男の人は悲鳴を上げてのた打ち回る人もいるけどね。女の人のほうが強いかも。私なら受けたくない検査のひとつかな~」と。おいおい、今から私はそれを受けるんだってば…。そういえば前に入院中同室だった患者さんも「大腸内視鏡は死ぬほど痛い」と言っていたような…。ドキドキ度MAXです。

先生が来て検査室のベットに横たわり検査開始。

キシロカイン(麻酔薬)の軟膏を塗られていざ内視鏡が入ってきます。

内視鏡から「プープー」と腸内に空気が入ってくる音が聞こえてきます。それにあわせてお腹がものすごく張ってきます。

最初は大丈夫でした。そう、最初は…。先生は「痛かったら遠慮せず言ってね」とのこと。

腸はカーブしているので内視鏡がカーブのところに差し掛かると激痛が!

「先生いたいいっ!!」

先生「あーごめんよー。もうちょっと頑張ってね」とぐいぐいカメラを入れて行き他人事風。

…あれ?コレどこかで聞いたセリフと行動。

そう、主人や私も自分の診療所で患者様を治療中によく言う言動です。「痛かったら手を挙げて下さいね」で挙げられても「もうちょっと頑張って下さい」…もちろん「痛い」と言われても手は進めます。

それと同じ状態(苦笑)

大腸の最後まで内視鏡が進むまでひたすら悶絶。

痛みで脂汗で汗だくになって看護師さんにガーゼで何度も拭いてもらいました。マヌケな格好をしているのによりによって研修医の先生が途中でワラワラと入ってきて見学される始末。

もうどうにでもして下さい状態。

内視鏡の検査では「大腸がん」や「ポリープ」は見つからなかったですが明らかに炎症した粘膜部位を発見。その部位を切り取って検査に出しました。

内視鏡を抜く時もまた痛いんですよ…。抜け終わった後の「あ~これで開放された」という安堵感と言ったらもう…。

検査が終わった後、先生がお疲れ様と労ってくださったんですが

「私のお尻の処女が先生に奪われました」と言うとそこにいたスタッフ全員大爆笑でした。私が医療関係者とわかっていらっしゃるんで「みんな内視鏡は痛いっていうんだけど、したことないから実際どんな風に痛いんかわからんよな。どんな痛みなの?」と聞かれたので「お腹の中を引っ掻き回されて大騒動になって、痛みは下痢の激しいの。いい汗かきました」と伝えておきました。

「なんか、ごっつい痛そうやな」とケラケラ先生達と看護師さんは笑ってました。

ホント笑い事じゃないってば(苦笑)

私が検査が終わって着替えている時に、一緒に下剤を外来で飲んでいた女性がちょうど呼ばれて穴あきパンツを穿き替えてるところでした。

「どうやった?」と聞かれて「う~ん、痛いんで覚悟して下さいね」とだけ伝えました。おじいちゃんはまだ下剤が飲みきれてないそうです。

おじいちゃん、大丈夫かな…。

着替え終わって回復室で休んでいるとさっきの女性の悲鳴が…。

看護師さんが診察券と術後の注意事項を説明しに来てくれたんですが「まさごさんは悲鳴は少なかったけど大汗かいたんでサウナ状態でしたね。脱水になりますよ(笑)」とのこと。「いたいーーー!!ぎゃぁあーーやめてぇえーーー」という女性の悲鳴をBGMに説明を受けました。

家に帰ってもお腹に何か挟まっている感じで痛気持ち悪いです。

主人に無事終わった旨電話したら「僕、大腸系の疾患だけはカンベンやわ」とのこと。

去年入院した際に色々各種検査を受けましたが、検査の中で3本の指に入る「痛み」でしたね。

ちなみに私的に痛い検査の一番は「ルンバール(腰椎穿刺)…骨髄液採取。検査自体も痛いのと終わった後の副作用で1週間ぐらい激しい頭痛に襲われました」。二番目は「リップバイオプシー(口唇生検)…口腔外科の手術でシェーグレン症候群の検査で唇の組織を切り取る検査。自分の科なので何をするのか分かってるので怖かったです」。で三番目がこの大腸内視鏡でした。

病気はしないに越した事はないですね。でも、私の通院している某医療センターは看護師さんが親切なので個人的には好きな病院です。

以上、大腸内視鏡レポートでした。

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