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2010年2月27日 (土)

京都でお泊り@要庵西富屋

Imgp2414 私の誕生日が平日と言うことで、先週の土日に京都へ小旅行に行ってきました。今年は「俵屋旅館」が満室だったので「要庵西冨屋」に宿泊。

私達夫婦は食べ歩き&旅行が趣味なのですが、お宿のセレクトは「ピンかキリ」。中途半端な値段のお宿に泊まると結局サービスや料理も中途半端で後悔する事が多いので「高い」か「ものすごく安い」かの割り切りで両極端にしています。今回は誕生日と言うことで「高い」方で。

「要庵」と「俵屋」はよく比較対照されるお宿です。旅行雑誌をみても「俵屋VS要庵」が載っています。軍敗は五分五分。私達もちょっと比較するような気分で当日来訪。いいお宿に泊まる時は接遇やしつらいなんかを「拝借」するのでまるであれこれチェックしてしまいます。

「要庵」は錦市場に程近い立地。街中のビルの合間に和風な門構えがポッある感じです。俵屋のときは車がつくなり男衆さんたちがたくさんどこからともなく現れて「お出迎え」があったのですが要庵さんはそのようなお出迎えはなし。入口に入って「すみませーん」と声をかけると感じの良いご年配の女性が迎えてくれました。車は宿のご主人が駐車場まで運んでくれるのでそのままでOK。格子戸の入口を入るとビルの谷間にあるので薄暗い石畳の中庭を通って玄関に。この薄暗さに行灯の光がマッチしていてうまく設計してるなと感心。

Imgp2405  玄関に入るとふわっとお香の香り。「堀川」です。うちの診療所で焚いているのと同じ匂い。館内全体に「堀川」を焚いているようです。まずはチェックインで個室に通されました。古書を揃えてライブラリー風にした和室です。そこで氷に入ったキンキンに冷えた麩まんじゅう(美味しいけど、冬場は寒いので温かいお迎え菓子だといいなぁ)と煎茶のサービス。おひな祭り前と言うことで、お内裏様とお雛様が飾られてありました。ここで少し休憩してからお部屋へ。お誕生日と事前に伝えておいたのでお部屋が空いていると言うことでグレードアップをしてくださり2階の「松風」というお部屋へ。

Imgp2406Imgp2407  私達は「ホテルタイプ」のベットのお部屋が苦手。「靴を脱いで畳で布団」の和風なお部屋が好みです。足を伸ばしたいですからね。お部屋は窓が大きくとられてあり緑が見えるようにしていますがビルの合間という立地柄少し閉塞感は否めませんが、当院もおなじような設計で窓から緑が見えるようにしているので少し主人と「お互い設計がんばってるね」と苦笑い。床の間はこんな感じです。床の間の横には京都の名水を冷やしたポットとカイロ、手紙セット(切手がすべてはられてありすぐ投函できるようになってます)、引き出しの中にテレビとCDプレーヤー(CDはジャズ系が3枚ほど用意されてました)。

Imgp2413 テーブルにはお迎えの手書きのお手紙が。あとはお部屋の入口に本棚があり何冊か京都の本がおいてあります。部屋風呂はヒノキ風呂ですでに湯を張ってくれていました。お風呂内の盥にウーロン茶・ビールが冷えてあり「ご自由に」と。こういったサービス嬉しいですよね。少し残念なのがアメニティ。普通のチープ旅館風の歯ブラシやタオル。最近のお宿はアメニティが充実してブランド物の歯ブラシやタオルやシャンプーなどが用意されている事が多いのにコレには少し意外でした。結構女性ってアメニティ好きなので気になりますよね。

Imgp2424Imgp2422  ここの本領はお料理。ミシュラン2つ星とのこと。あと私が好きなワインの種類が豊富。普通和食のお店はワインが置いていない場合が多いのですがここのご主人がお酒がお好きで有名でワインセラーをお持ちです。色々あって悩んだんですが結局無難にシャブリのハーフを頼みました。主人はお酒がアレルギーでダメで私しか飲めないので…。お料理は全部写真を載せきれないので一部セレクトして掲載します。

Imgp2430料理は…個人的には俵屋より美味しいです。というより食べやすいです。俵屋は山菜など駆使して少しクセのある味付けなので好みが分かれるところですが、要庵は全体的に食べやすい味付けで出汁が美味しいです。盛り付けもきれい。 本当は「美山荘」に泊まりたいのですが「山菜摘み草料理」でおそらくふたりとも全く食べれないので泊まれないと思います。まだまだオトナの味は私達の舌には難しい…。和食で少しづつでてくるのと懐石なので「お肉」類が出てこないので食べ盛りの男性には物足りないかな。こってり大好きな主人には「夜は懐石でお肉とかこってりしたものがでないから」とお昼にこってりしたものを食べて先に胃袋を満足させておきました(苦笑)お誕生日と言うことでお宿の近くのケーキ屋さんで小さいケーキをお願いして準備してもらいました。やっぱり京都スイーツは美味しいですね。

お風呂はお部屋のヒノキ風呂もありますし、ここは地下に小さいですが浴場もあります。京都のお宿はひとり入ると一杯の小さな部屋風呂しかない所が多いので外のお風呂に入りたい人にはいいかもしれません。

俵屋との差を感じたのが「布団敷き」の時。俵屋は布団を引くときは完全にお客様をお部屋から出してお茶を準備して控えの間に待たせて「布団を引くところを見せない」のですが要庵はだだだーっと布団引き係の人が2名きて「すみません」と布団を引きはじめるので居場所がなく廊下をうろうろ…。これはちょっと困りました。接客で気になったのはこれくらい。

Imgp2433朝食は純和食。朝からがっつりご飯がキツイ私は「和食」「洋食」と選べると嬉しいんですが。でも出汁巻きもすごく美味しいし、ご飯粒がとても甘い(きっと自信があるから和食なんだろうなと)主人は私が食べきれないおかずとお櫃のご飯を全て平らげて完食していました。

「要庵」はすごくアットホームといいましょうか。スタッフの方達がとても気さくで「緩い」感じです。「俵屋」はスタッフの方が「お客様」という「線」を引いていて「固い」感じです。これはどちらが好きかは好みが分かれると思いますので甲乙つけがたいと思います。どちらもお宿の主人の方針にのっとった「おもてなし」でしょうから。こういったお宿でいろいろな「おもてなし」を学んで自分達の医院の「おもてなし」に反映できたらなと趣味と実益を兼ねていつも旅行をしています。

総論として、私個人的には旅行雑誌にあるように「俵屋VS要庵」というよりも、「俵屋」は「俵屋」で、「要庵」は「要庵」で全く別の旅館と割り切って利用するのが良いと思います。雑誌が煽りすぎな感が…。(それに乗せられてしまった私達もそうですが)

どちらも個性豊かなお宿ですのであまりそのようなうがった見方で利用するのではなく旅を楽しむのがいいのかもしれませんね。

ここはお料理だけでも利用可能(朝・昼・夜すべて)なので、食事のみの利用もいいかもしれません。

良いお誕生日の記念になりました。

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