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2010年5月 4日 (火)

後遺症注意!@腰椎穿刺体験

以前「大腸カメラ検査体験」と自分の科である口腔外科で受けた「リップバイオプシー体験」レポを書いたところ好評だったので「腰椎穿刺体験」レポをお送りします。

なぜ「腰椎穿刺」レポかというと、ネットで検索してもあまり体験レポがなかったのと施術後の頭痛が恐ろしくひどいから気をつけて!!!を声を大にして言いたい…。

そんなわけで、私が体験した「腰椎穿刺」レポをお届けします。

まず「腰椎穿刺」とは何ぞや?

腰の腰椎の間に針を刺し脳から背中へと続く「脳脊髄液」を採取する検査です。髄膜炎・クモ膜化出血の脳神経疾患の診断や髄圧を調べたりする場合に行う検査です。医療用語でいうところの「ルンバール」です。よく医師がナースに「ルンバるから用意よろしく」ってな感じで使われます。

処置室などで患者さんは海老のように背中を曲げ半ケツ状態で腰の背骨周囲を消毒をされて覆布をかけられます。そのあとは腰椎麻酔。

私のときは処置室でチューベン(中堅医師)の先生の指導の元に研修医の先生が実施。

この時点でもうすでに怖い!!!でもコワイって言えない…雰囲気

下半身麻酔ですから何をしゃべってるか全部わかるし、一応医療関係者なんで「あれ?○Gの針もうないの?」とか「キシロ(麻酔薬)もっともってきて」とかの先生&ナースの会話の全部が意味が分かっちゃうわけですよ。

しかもご丁寧にチューベンの先生の「ルンバールはL2より下(第4腰椎と第5腰椎の間という意味)を狙って…(関東弁で読んでください)」などなど解説つきで研修医の先生が施術開始。

「先生、ここですか?」と研修医の先生、手が震えてるし!!!!

「スミマセン」とブズブスっと私の腰椎めがけて何度も刺されるも髄液が上がってこず…。「そこ違うって(関東弁)」とチューベンの先生の横槍。研修医の先生、緊張で汗だくなのか付いていたナースに「先生、汗拭きます」(滅菌手袋をはめているので自分で汗がふけない)とか言われてるし…。私も汗だく(笑)だんだん麻酔が切れてきてさすがに私も「先生、麻酔切れてきて痛いです…」と囁いてみました。

「ああ、ゴメンネー。もう僕が代わるから(関東弁)」

とここでチューベンの先生と交代。「やっとこれで処置終わるわー」と安心したのも束の間。キシロ(麻酔)追加でチューベンの先生に代わるも「あれ、おかしいなぁ(小声の関東弁)」とブスブス。

ちょっと何度刺すのよ!!!!

チューベンの先生も焦ってきて「ちょっと、キシロ早く追加持ってきてよ(関東弁)」とナースにイライラ気味で指示。なんかヤバイ不穏な雰囲気。

入らないんです、全く。

海老になって1時間が経過。その間刺されまくり(笑)

腰が痛いし、オシッコがしたくなってきました。さすがに「先生…オシッコしたいです」と(笑)チューベンの先生「ちょっと待ってね。消毒してるから二度手間になるし。終わったら行ってもらうから(少しイラついた関東弁)」と言いつつそれからも何度もブスブス。検査は14時からだったんですが、検査室のオーダーラスト時間は15時。時計をチラ見すると14時55分。研修医の先生は小声で院内PHSで「スミマセン、検体少し遅れます」と病理に電話してるし…。

ここでチューベンの先生の無念の英断。

チューベン先生は滅菌手袋をはめてるので手が使えないのでナースに自分のケーシー白衣の中に入っている院内PHSを出してもらい「もう!○○先生呼んで!!(イライラ度MAXの関東弁)」と。○○先生はチューベンの先生のオーベン。オーベンとは指導医のことでベテラン先生という意味。

院内PHSで呼び出しして数分後ふらっと処置室にオーベン登場。

「あー。何?とれないの?貸して」とささっと滅菌手袋をはめてナースからスパイナル針を受け取ると一発でブスっと。「はい、三活(三方活栓)ちょうだい、ガラス管ちょうだい…試験管ちょうだい。はいOK取れた。病理出しといて。んじゃね、あとよろしくー」とものの数分で颯爽と消えていきました。

オーベン、かっこいいよ!かっこよすぎる!!!

まさに神降臨!後光がさしてました。

ていうか、最初からオーベン呼べよ(怒)言葉遣い汚くてスミマセン

あんなに蜂の巣のように1時間近く海老状になって刺されまくった私って一体?ちょっと処置室全体が何となく気まずい雰囲気(苦笑)みんななぜか無言で後処置…。

「はい、お疲れ様でした」とストレッチャーが用意されて病室まで運ばれる予定だったんですがもうオシッコが限界。「先生、トイレ!もうダメ~!!」と。「あ、そうだったね、ゴメンゴメン。車椅子でトイレ先に連れて行ってあげてそのあとベットへ(ちょっと申し訳なさそうな関東弁)」とナースへ指示。

後々考えたらこのオシッコのせいで1週間頭痛に悩まされたんですねぇ。

腰椎穿刺後は2時間ほどベット上安静が絶対。でないと後で頭痛が起こります。この頭痛がかなりクセモノ。刺された腰椎部からじわじわ髄液が漏れ出しているのと採取して減った髄液のせいで立ち上がったりすると脳が引っ張られるようで激しい頭痛がするんです。横になってると痛くないんですが少し頭を上げただけでお寺の鐘を鳴らされているような激しい頭痛。脂汗でるくらいです。鎮痛剤をくれるんですが全く効きません。日にち薬です。対処法はとにかく寝てること。

これが1週間。ホント辛かったです。延々と一生この頭痛が続くんじゃないかと不安になりました。

噂によると腰椎穿刺のときに輸液をしてもらいながらすると頭痛緩和になるそうなので、もし次回する場合は絶対に輸液してもらおうと心に誓いました。

腰椎穿刺をする場合は先にトイレは済ませておきましょう(笑)

主人も大学病院時代、オーベンしていたんですが同じように何かの検査のときに研修医・チューベンの先生が全くダメで出来なかったので呼び出しをくらって一発で決めて颯爽と消えたことがあったらしく「あの時は気分よかったな」と言ってました(笑)きっと私の腰椎穿刺を一発で決めたオーベンの先生もそんな気分だったんでしょうね。

そんなわけで、腰椎穿刺レポでした。参考になれば幸いです。

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