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2010年8月14日 (土)

カウンセリング論@スクーリング

Image123_2 先週は通信大学のスクーリング授業で大阪まで行っていました。

コラムを長く読まれている方はご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、私は昨年の秋から某医療系通信大学の3年生に編入して遅まきながらの「女子大生」をしております。

臨床心理学関係の学部で「認定心理士」の資格をとるために入学しました。また「通信大学とはどんなところ?」という記事をまとめたいと思いますので、そのあたりの詳細は今回割愛させてもらいます。

さて、今回受けてきた授業は「カウンセリング論」。3日間朝から晩まで授業漬けです。約50名ほどの学生さんが授業を受けに来られていました。

私は医院で患者様のカウンセリングを担当しているのでぜひ聞いておきたい授業でしたので今回参加してきました。通信の学生さんはほとんど社会人なのですが、学科が学科だけに医療関係者(主に看護師さん)が多いのが特徴です。講師の先生も臨床現場にいる方ですので、授業も医療用語がバンバン普通に出てくるので一般の学生さんは「?意味が分からない」と大変そうです。看護師さんは爪を見るとすぐわかります(みんな短い&ネイルアートなどはしていない)。教室が全体的に「看護研究の発表会の場」的な雰囲気でした。年齢層は「中堅~師長クラス」の看護師さんが多かったように思います。若い方はあまり今回いらっしゃいませんでした。私の友人は看護師が多いのですが、看護師さんを含め医療関係者は結構勉強熱心な方が多いんですよ。

実際に臨床現場で使えるカウンセリングの方法が勉強できて収穫はありましたし、自分自身が現在難病治療中で患者の立場でもあるので「患者の病気の受け止めまでの心の葛藤とサポート」なども授業にあって医療関係者として、患者として学べるものが多かったように思います。

やはり毎日診療所だけで仕事をしていると、どうしてもルーティン業務になるので「息詰まり」を感じてしまいます。定期的に外部に出て勉強会などに参加するのは臨床をする上でも、患者様と対応する上でも、医院の質の向上のためにも必要不可欠だな…と感じました。都会はやはりいろんな意味で刺激のあるところです。

今後は精神看護や精神分析などの精神科領域の勉強と、臨床的な看護系統の心理的フォローなどを勉強したいと思っています。自身の入院加療のため勉強が遅れているので今年は留年になりそうですが、その分、いろんな科目をとって臨床に繋がる勉強をして患者様により良い医療を提供できればなと思っています。

…昔、学生だった頃は医療系の学校はいつも毎日朝から晩まで授業があって一日缶詰や実習などかなりハードなスケジュールでも平気だったのですが、さすがに30越してくると丸一日授業はさすがにしんどくなりますね(腰痛とか集中力がもたない…)最近、いろんなことで「ああ、自分はトシをとったなぁ」としみじみ感じることのある今日この頃です。

同じく通信大学で勉強されている方、大変ですが頑張って乗り切りましょうね。

以上、スクーリングのレポでした。

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