« 歯の治療 | トップページ | Dr.ヒロシの日記 »

2010年10月23日 (土)

劇的・ステロイドの効果

膠原病・SLEの記事です。「続きを読む」で折りたたまないのでご興味のない方は飛ばしてくださいね。

---

SLEでステロイド(プレドニン)を飲み始めて1年近く経ちますが、免疫専門医が血液データをもとにステロイドの量をコントロールしてくれているのと、最近病気ともうまく共存できてきたのであまりステロイドの効果を身体で実感することが少なくなってきて「副作用で顔がアンパンマンみたいにでかくなるし、太るし、もうステロイド飲みたないわぁ」というのが本音でした。

先日、私用で久々に翌日に持越しするぐらい疲れてしまいました。SLEは翌日に持ち越すほど疲れるのは病状が悪化してしまうので絶対禁忌。

私は朝・夜とステロイドを服用しているんですが、疲れを持ち越したその日の朝に飲んだステロイドが切れる夕方頃になると全身に激しい筋肉痛&関節痛が…。

「うぉお~なんだこの痛みは??」というくらいに痛い!!!

激痛です。

しかも口腔内の粘膜浮腫まで出てくる始末。舌と頬粘膜が腫れ上がってきて呼吸が苦しくなってきました。

筋炎・関節痛・口腔粘膜浮腫などの症状…。完全なる「悪化」です。

たとえは悪いですが、麻薬中毒者が離脱症状(今は禁断症状とは言わずに離脱症状といいます)で「薬をくれ…」というような感じで、這うようにしていつも18時~19時の間に飲むステロイドを辛抱できずに16時に服用しました。

ステロイドというのは強力な抗炎症作用があります。当院でも顎の骨を触るような大きい外科手術をした患者様や、蜂窩織炎(親知らずなどの炎症で顔が腫れあがっている方)の患者様の場合にステロイドの入った点滴をするケースがあるのですが、イッパツで腫れが引きます。点滴をした患者様を診ていると「ステロイドってすごく効くんだな」と実感します。

…それくらい効果があるわけですから副作用も強い諸刃の剣のような薬なので、そうそう当院でも処方はしません。

激痛・息苦しさを感じてステロイドを服用すること、数十分。痛みや浮腫はうそのように消えました。

恐るべしステロイド!

俗に言う非ステロイド性抗炎症剤NSAIDs(ロキソニンやボルタレンなど処方箋を出してもらう医療用の消炎鎮痛剤)なんかの比じゃないくらい強力な作用です。例えるならロキソニンがお菓子の「ラムネ」のように感じてしまうくらいです。ゾウとアリくらい違うといったところでしょうか。

こんな強力な薬を毎日毎日、1年以上も結構な量を飲んでいると思うと…恐ろしいですねぇ。そういえばステロイドを30ミリ/dayだった頃は万年悩まされていた肩こりが全くなくなったので「肩こりってどんな痛みだったっけ?」というくらいすっきりしてました。(20ミリ/day減量あたりで肩こりはまた復活したんですが)

やっぱりステロイドって魔法の薬と言われる所以ですね。本当によく効く薬です。

でも、医師の管理のもと飲まないと恐い薬でもあるので、自己判断で止めたり、勝手に人からステロイドをもらって服用はとても危険なので絶対しないでくださいね。

ステロイドのすごさを身にしみて感じた一日でした。

« 歯の治療 | トップページ | Dr.ヒロシの日記 »

患者の目線から-SLE患者として-」カテゴリの記事

当院ホームページ

リクルート/採用情報

  • 詳細はまさご歯科口腔外科クリニック・リクルートをご参照下さい。


  • ■2018年度・新卒歯科助手
    2018年度の新卒歯科助手求人は募集はありません。
  • ■2018年度・新卒歯科衛生士
    2018年度の新卒歯科衛生士の求人は7月1日にエントリー予定です。しばらくお待ちください

当院掲載書籍紹介

  • まさご歯科口腔外科クリニックが日本の歯科100選-2012年-に紹介されました。2011年12月1日より全国書店にて販売中!