お抹茶でほっこり@田辺で女子会
今まで「仕事」や「闘病&療養」で田辺に来てからバタバタしていたのですが、やっと生活自体が落ち着いてきました。田辺に越してきて春で5年目になるのですが、こちらでの生活にもようやく慣れてきた今日この頃です。
最近は田辺でのお付き合いの輪も増えてきて、習って2年目になる三味線教室の皆さんとも交流ができたのと、お向かいのバニラカフェさんからのお誘いで同年代の女子会にも参加させてもらえるようになりました。
で、先日なのですが、早速女子会のお誘いに行って来ました。
今回は写真を撮ってくるのを忘れてしまったので、私の拙い文章力で伝わるかどうかわかりませんが…。とても素敵な女子会で感動でした。
今回の女子会はなんと!「お抹茶を頂く会」。
女子会メンバーの方のご実家にお茶室があるとのことで、お茶会にお呼ばれで行って来ました。昔に少しかじる程度にお茶は習ったことはあったんですが、田辺に来て体調を崩してから教室に通えなくなって…お作法は全く忘却の彼方。ちょっと緊張。
当日ですが、お茶室のあるお家に伺ったのですが、このお家がとても素敵。お庭に私の好きな和花がたくさん。私の実母がお花の講師をしていたので特に和花が大好きなんですよ。野の花を一輪飾ったりするのが好きなんです。(さすがに診療所では空調の加減で和花を飾ると一日も持たないので生けていませんが…)「わぁ、お花摘みたい」という衝動を抑えるのが大変でした(笑)←人の家のお花を盗んではいけません。
その日のお茶会で亭主をつとめられるこちらのお家のお母様もとても上品で素敵な方で、いろんなお話を聞けてとても勉強になりました。
本格的なお茶室で釜もちゃんと炭で用意されて、お軸やお花も。濃茶から始まって薄茶まで。私はまだ「濃茶」までレッスンが進んでいなかったので、濃茶のお作法を知らなかったのでドキドキしましたが、親切に教えて頂いて助かりました。お茶室もとても素敵。静寂の中に蹲から滴る水の音がとても風流。心が洗われます。
一番のお楽しみの「お茶菓子」。まるぜんさんのお菓子は美味しいですね。京都のお茶菓子より私は好きです。
私の実母は一応、華道と茶道と和裁と着付のお免状を持っていて、私が若かりし学生の頃に「人様の前に出るときに一応一通りのお作法を知っておかないと恥をかくから習いなさい」とさんざん言われてきてたのですがその頃はまったく興味がなかったので聞き流しにしていたのを後悔します。やはり親の言うことはちゃんと聞いておくべきですね。30前になる頃から何かとお茶など頂く機会が出てきたのでお作法を全く知らないわけにもいかなくなって、着付とお茶を習い始めたのですがそれも開業・闘病で中途半端になってしまったので、これを期にイチからお茶を習いたい!と強く思いました。着物が好きなのですが、着物の所作も自己流で全くできていないので合わせて習いたいと思います。お茶の心得や着物の所作を身体で覚えると「おもてなし」の基礎になりますから医院でも使えますしね。来年の目標は「和風おもてなしを身につける」です!
来月は初釜にお呼ばれされています。今から楽しみです。
たまには旦那ぬきで女子だけの楽しみっていいですね(笑)
優雅なヒトトキでした。