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2010年12月19日 (日)

単位試験&卒論

今週は大学の学科単位試験週間です。6教科あります。

4教科は金曜日にネットから試験を受けました。試験時間は各教科1時間なのですが「教育心理学」が非常に難しくて残り3分でなんとか提出しました。「がん患者の心理学」も難しかったです。この2つは落としてるかもしれません。受かってる自信が全くないです。ビーコン(追試)覚悟でとりあえずアップアップで提出しました。

残り2教科は臨床系の科目なので今から大阪の試験会場まで足を運ばないといけません。年末の大阪は人が多いので大変です。昔、梅田に勤務していたので毎日通勤していたのですが、どうも大阪は苦手。さらに駅前再開発で街の様子が変ってしまって迷子になってしまいます。会場まで迷子にならないよう気をつけたいと思います。

試験も大変ですが、一番難関が卒論。

一回目の「草案」が倫理審査を通らなくてもう一度テーマを考え直し。心理系の分野は何かと「人の心」や「患者様」を扱うので難しいですね。さて、どうしたものやら。

臨床心理学を学ぶようになって思うのは、人間は幼少期に人格の大きな部分が決まってしまうということ。「3歳までは母の手で」という言葉があるのですが、成人してからの情緒不安定や感情面でのトラブルは幼少期の頃の愛情不足から生まれることが多いようです。3歳までにいろいろなその人の生き様が決まってしまうというのは考え方によっては恐いことですね。私は持病のため子供を生むことが出来ませんが、もし子供が出来たらせめて小さいうちは仕事をせずに子育てをしてあげたいと感じました。

あと、専攻しているのが「終末医療」の心理学。ターミナルといわれる方やガン患者の方の「心の動き」「緩和ケア」について学んでいます。私も一生治らない難病を持っているので「自分自身を見つめるため」に興味があったのと、当院では外来化学療法・放射線治療中のガン患者さんが多く来院していたり、口腔ガンを発見して告知をするケースもあります。あと、自分が入退院を繰り返しているので、病棟で仲が良くなった方たちがガンで加療している人が多くはじめて「患者側」からガンという病気と闘うということの壮絶さをまじかで見てしまったから。

病気との関係をどう持っていくかというのを自分なりに考えたかったので専攻して勉強しています。やはり「知識」があるのとないのとでは、違うと勉強して強く感じました。臨床経験は知らないうちに「中堅どころ」になってはいますが、臨床が長くなればなるほど、患者様とのかかわりの中でもっと人の「心」の部分を知らないといけないなと最近感じます。

新人の頃や若い頃は、若さのパワーや勢いで何とかなるものです。前にも書きましたが「新ブラックジャックによろしく」の最終話でナースの皆川さんが「人の生き死に関わるのが疲れた。30越すとナースはみんな擦り切れちゃう。20代で辞めちゃう人多いんじゃないかな」というシーンがあるのですが、まさにその通り。

私の友達の同年代のナースのみんなも「きっちり」している人は病棟からバーンアウトしちゃって外来やほかにナースとしての資格が生かせる職場で働いていたりしています。やはり「臨床が長くなると精神的にきつくなる」んだそうです。私も壁にぶつかったのが開業してからです。自分の提供している医療が果たして患者様に満足して頂けるのか?残された時間を少しでも有意義に過ごして頂くために私が出来ることは?…などなど考え出すと「今の私にはその力がない」と。

そんなわけで、大学に入学してきちんと心理学を学んだ上で患者様一人一人に私が出来る範囲のより良い医療を提供したいと思うようになりました。なので、あえて数回受講しただけで簡単に取れる民間の「心理カウンセラーもどき」や「トリートメントコーディネーター」などではなく、きちんとした資格をとりたかったんです。でないと患者様に失礼だと感じたからです。

闘病をしながら仕事、そして勉強で両立が大変なので、きちんと留年せずに卒業できるかどうかはわかりませんが、当院を選んでくださった患者様が「まさご歯科を選んでよかった」と思ってもらえるような医療を提供できるよう微力ながら勉強に励んでいきたいと思っています。

大学に入学することを認めて全面的にバックアップしてくれた主人に感謝です。

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