とりあえず、今年の試験終了
先週の日曜日に大阪まで大学の単位試験を受けに行ってきました。
通常は「座学」と言われる「基礎医学」系の科目に関しては自宅でインターネットで授業を受講したり、自宅学習といわれる「テキスト課題」は教科書を読んで課題をこなしていっているんですが、どうしても実習が必要な科目や臨床的な科目はスクーリング(実習)を受けに行ったり、単位試験もネットでは受けられなかったりします。
ひとりで勉強しているので、学生さんと会うのはこういったスクーリングや会場単位試験のときだけです。驚くのが結構ご年配の方が大学生活を送られているということ。若い方は私が見る限り少ないように思います。
あと多いのが医療関係者。とくに「師長クラス」と思しき中年ベテラン系オーラ満載のナースのお姉様方。医療関係者って隠していても何となく独特の雰囲気があるので、同職種だとすぐにわかっちゃうんですよね。受験科目票をチラ見したら「○○の臨床看護学」ってな感じだったので「やっぱりあなたもナースですね」と納得。
医療関係者の人って勉強熱心な方とそうでない方とはっきり分かれていて2種類います。勉強される方は本当にいくつになっても向上心があってすごいなぁと尊敬してしまいます。特に「資格フェチ」な方が多いので(私の通っている大学は医療・心理学系なので必須科目の単位をクリアすれば「認定心理士」と「産業カウンセラー」「養護教員」の受験資格が取れます。あと大卒資格も)こういった通信大学には仕事をしながら勉強している医療職の方が多く在学されています。
医療系の勉強熱心な方はメインとなる国家資格を軸にプラスして多岐にわたっていろんな資格を持たれている方が多い傾向があります。
今、私は「臨床心理士」をとるのに一杯一杯ですがこの資格が取れたら開業前に中途半端になってしまっている「歯周病認定」をとろうかなとも思ってます。一人でとるのも何なんで主人に「『歯周病認定医』とらない?」と誘ってます。
さて、日曜に受けてきた科目は「臨床薬学」と「精神看護」の2教科。「薬学」は卒業後に製薬会社に勤務していたので薬事やQC(品質管理)の現場にいたので楽勝。「精神看護」は非常に難解でした。臨床心理学や精神医学系って抽象的かつ難解な解釈で私にはなかなか理解できません。フロイトやエリクソンやマーラー(精神分析学者のえらいさん)なんて字面を見ただけでもう胸焼けします(苦笑)
主人には「低空飛行でも単位をとったモン勝ちだから、まぁとりあえず頑張れ」と気休めのような叱咤激励を受けました(笑)低空飛行って失礼な…とりあえずSやA評価はもらってます。(苦手な教科はさすがにギリギリのC評価もありますが。ちなみにD評価で不合格で単位がもらえません。ビーコンです)
試験会場はまるで「大学受験会場」さながらの緊張感。コラムネタに写真でも撮ってこようかな、なんて甘く考えてたらそんな雰囲気ではありませんでした。こんな雰囲気って国家試験のとき以来かなぁ…。
みなさん、ネットで受けられる試験も会場に受けにこられている方も大勢いらっしゃいました。私の隣の方はまさに私が先日ネット試験で受験し超難題だった「教育心理学」を休憩時間に勉強中。私はあまり会場で試験を受けるのは好きではないので隣の方に「ネットで受けられる試験をなぜ会場で?」と聞くと「この緊張感がたまらない」んだそうで。みなさん人それぞれですね。
当日は見渡すと約60名くらいの方が受験に来られてました。
とりあえず、年内の試験はこれにて終了。肩の荷がおりました。
年明け1月にあと4教科、春に3教科の試験を受けて合格すれば、とりあえず4年生卒業に必要な単位数ノルマは完了。あと残すは卒論と、夏場にある臨床心理学実習(東京に実習に行く予定)をクリアすれば無事卒業なのですが…。
昨年は病気療養で勉強スタートが遅くなってしまい大変だったので…。
今年は後半戦は論文や実習で忙しくなるのが予想されるので早仕掛けで春までに単位はすべて終わらせておきたいとテキスト課題とインターネット授業は早めに頑張りました。
自己管理が大変な通信大学。自分に厳しくムチを打って卒業までなんとかこぎつけたいと思います。
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