受入れ準備、着々と
4月に当院にも初の新卒歯科衛生士さんを迎えます。
しかも、私たち夫婦に縁のある「神戸」から来てくれます。ありがたいことです。
今まで学校の非常勤講師や大学病院での実習教官で学生さんの指導、各歯科医院でフリーランスで新卒さんの教育を頼まれて一時的に講師として教えたりなどしてきましたが、自分の医院で実際に新卒医療職を採用するのは今回が初めて。
神戸からわざわざ当院を選んで就職に来てくれたこと、初めての就職、初めての土地で戸惑うことも多い(私も神戸から田辺に引っ越した当初は文化の違いがありすぎて非常にジェネレーションギャップを感じて大変でした…苦笑。今はお陰さまで慣れましたが)と思うので、できるだけ心身ともにバックアップしてあげないといけないなと思っています。
国家試験が終わった3月前半くらいにこちらに引越しされるとの事なので、3月終わりくらいから実際に医院に慣れてもらうため短時間のアルバイトにきてもらいつつ、4月1日より正式配属です。今は診療所に私は週2しか出てませんが、彼女の教育のため4月からフルタイム常勤で体が持つところまで無理しない程度に診療所に出勤する予定です。
そろそろ受入れ準備を始めています。
彼女が在校している学校の教務主任の先生に今の学生の指導要綱を頂いてそれを元に今はプリセプ(卒後の教育資料)を作ってます。
3月後半には大阪から接遇講師の先生を招いての「社会人マナー講習」も控えています。
あとはネームプレート、白衣、シューズ、手術衣。歯周病治療の指導に使う治療器具の初心者セット(上の写真。器具によってどこの歯のどの面に使うのかなど決まっているんですよ)なども取り寄せています。あとは4月1日からHPをリニューアルするのでその原稿づくりや、院内のポスターも作り変え作業も並行して行ってます。
新卒さんを受け入れるからにはきちんと育ててあげないといけません。それは私の先輩であり、師匠でもある方が私を育ててくれたように、今度は私がそれを実践する番だと思っているからです。何事も最初が一番大事です。私が出来る限りのことは教えていきたいと思っています。
今年は国家試験が例年より早いようなので、今は多分国家試験対策で勉強漬の日々を過ごされていると思います。
国試なんて受けたの何年前??(主人と私は同期卒業)と主人と話しつつ、今私たちが受けたら絶対受かるまい(苦笑)と自信を持って言える位遠い昔のことですが、たしか寒い中、テキストを散らかし死ぬほど多い教科を泣きながら勉強したなぁと思い出します。(私は国試前は国試模試を何度か受けたのですが、主人は模試を受けると不安になるからということで試験一発勝負で望んだらしいです。すごい勇気だなと感心してしまいます→模試でもし悪い点を取ったら立ち直れないから一発勝負にかけたそうです)
頑張って国試が受かるようにと当院からささやかな気持ちとして、彼女に「きっと桜咲くよ」の「キットカット合格祈願@キットメール」を送りました。郵便局で売ってますよ。受験生のお知り合いの方がいらっしゃったらぜひ送ってみてください。
なにはともあれ、新しい仲間が増えることは喜ばしいことです。
スタッフ全員で彼女を温かく迎えられるよう準備しています。みなさまも可愛がってあげてくださいね。
4月1日からお披露目です。
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