「北野をどり」に行ってきました
三味線や日舞、着物などの「和もの」が好きな私。ということで京都へは気晴らしによく行っています。
先日、京都の五花街のひとつ「上七軒」の「北野をどり」を主人と観てきました。
各花街ごとに「おどり」があるのですが、この「おどり」を観ると「春が来たなぁ」と感じます。毎年、花街の「おどり」を観にいっているのですがお茶席があってお饅頭のお皿をお持ち帰りできるのですが、その皿が異様に貯まってしまい食器棚に入りきれません(苦笑)
個人的には宮川町のお饅頭のお皿が大きさが使いやすいので重宝しますが、都をどりのお皿は大きいので保管場所に困ります。都をどりのつなぎ団子のお皿は全色持ってますよ。
さて、北野をどりです。上七軒の歌舞練場がきれいになって気持ちいいですね。個人的には花街は「宮川町」が好きなんですが、落ち着いた風情のある上七軒も好きです。祇園甲部は観光客が多くてなんだか落ち着かないです。華やかではありますけどね。
北野をどりのお茶席のお饅頭は「老松」さん。各おどり毎にお饅頭に特徴があるんですが、上七軒の「老松」さんのお饅頭はどの花街よりも一番巨大です(笑)まさにお皿の上にお饅頭が「鎮座」している貫禄。北野をどりには主人を初めて連れて行ったんですがあまりのお饅頭のデカさに「饅頭デカ過ぎ!」とむせておりました(笑)毎回思うんですが、このお茶席、慌しくてお饅頭が喉に詰まりそうです。もっとゆっくり飲ませてもらいたいものです。…ならお茶席なしに拝観だけにしたら?とも毎回思うんですが何故かこの「饅頭早食い競争」をしないと観る気にならないのが不思議です。
毎年結婚してから私の趣味で花街の「おどり」につき合わされている主人です。おかげで主人まで着物や芸舞妓さんに詳しくなってしまいました(笑)あと主人が制覇していないのは先斗町のおどりのみです。今年連れて行こうかどうか考え中です。各おどりのチケットはお茶屋さんか呉服屋さんにとってもらっています。主人は各街の「総おどり」のときか舞妓さんが舞っているときのみおきていて、あとは熟睡しています(笑)浄瑠璃とか名取芸妓さんの一人舞台は慣れないと眠いですからね。
をどり中は写真撮影禁止なので華やかな写真を掲載できなくてゴメンナサイ。他の花街の芸舞妓さんも客席にお見えになっていて客席も華やかでした。
毎年「都をどり」と「祇園おどり」以外は舞台から舞妓さんが舞の最中に手ぬぐいをなげてくれるのですが、今まで結構前列に座っていても一度も取れたことがありません。アレ、ほしいんですけどね…。なかなか取れません。
今年は宮川町で舞妓ちゃんから直接手ぬぐいをもらうことにしてるのですが、どうしても飛んでいるものをキャッチしたくなるのは本能でしょうか?田辺には「お餅まき」という風習があるのですが、それと同じくなんだか飛んでくるものは取りたい衝動に駆られます。ちなみに舞妓ちゃんに聞いたところによると「目立つ人に向かって投げる場合が多い」とのこと。目立つ格好をしているとそこに投げてくれるかもしれません(笑)
をどりを見たあとに上七軒の街を散策しました。上七軒には「弓月」さんという着物屋さんがあるのですが、ここの小物が好きでよく買い求めます。祇園にもお店ができたので最近は祇園で買うことが多くなりました。あとは老松さんの巨大饅頭をおやつで買って帰りました。帰宅してからお抹茶を立てて主人といただきました。美味しかったです。
散策の後は北野天満宮へ。
私たちが行ったときはちょうど梅が今日で最後かなといった感じでした。紀州みなべの梅林とちがい、北野天満宮の梅は観梅用なのでお花がきれいですね。北野天満宮は学問の神様。一応、中年女子大生の私は無事卒業できるようお参りしておきました。
触ると頭が良くなるらしいという牛さん。主人は撫で回していました(笑)頭が良くなっているといいんですが(笑)
毎年4月初旬の桜の満開の時期は京都は劇混みするので、中旬から下旬に「都をどり」と「京おどり」を観にいっています。今年ももうチケットを手配してもらっていますので、また行きましたらレポしますね。
北野をどりレポでした。
« 新しい始まり | トップページ | La Maison de ひろ岡さん@4月メニュー »
「食べ歩き・旅行日記」カテゴリの記事
- 美味しい和菓子お取り寄せ@神戸元町の二つ茶屋さん(2020.02.01)
- 祇園東の秋(2018.12.01)
- 名花を愛でに(2018.05.05)
- 祇園をどりに行ってきました(2017.11.11)