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2011年4月30日 (土)

先輩から後輩へ

Imgp4589 4月に入社した久保も1ヶ月が経ちました。

とても覚えが良く元気も良いので彼女が入社してから院内の雰囲気が明るくなりました。患者様からの評判も上々です。常に笑顔を絶やさない彼女に私自身が同郷ということもあり癒されています。私も田辺に引っ越した際は誰も知り合いがおらず慣れない土地柄で苦労しましたので、彼女にはできるだけそのような思いをさせないよう私なりに気遣いをしていきたいと思っています。

久保には主に今は口腔ケアやお子様の治療中心に教育指導を行っております。7月には彼女専門の「口腔ケア外来」を設ける予定なので、それに向けての地盤作りを現在行っております。

連休前後はかなり予約が込み合うので、もう少し落ち着いたらいろいろと指導や実習を入れて行く予定です。

私も卒後に面倒をよく見てくれる先輩に恵まれ、今の手技や技術はその先輩からすべて教えていただきました。今でもその先輩とは公私共にお付き合いをさせていただいています。先輩から常々「同じように後輩に指導をしなさい」と言われてきているので、私も先輩が私を育ててくれたように、彼女を責任を持って育てていきたいと思っています。

医療の世界は体育会系です。上下関係は絶対。白でも先輩が「黒」と言ったら「黒」と言わないといけない世界です。ですので、上がきちんと後輩を育て見守り技術指導しなければいけません。最近は実習生や後輩に理不尽に八つ当たりをしたり、きちんと手技指導をしない人が増えているとききます。

医療職の場合、新卒で入社した一番最初の職場がその資格を持って働く上での方向性をすべて決定してしまうといっても過言ではありません。ですので新卒さんをお預かりするということはその人の方向性を決めてしまうことなのでとても責任重大なことなのです。

もうこの歯科の世界に学生の頃から含めると20年近くいますが、いい加減なところに就職して技術もままならないまま歯科の仕事自体を辞めてほかの職種の仕事をしている人を多く見てきました。せかっく苦労して取った国家資格なのにもったいないのと、離職率の非常に高いこの資格にもっと魅力をつけないといけないと思います。

私と同期で今も働いている人はほとんどもういません。育児をしながらパート程度に働いている人が数人程度で「常勤」はいないんじゃないでしょうか。それくらい中堅~ベテランクラスは今あまりいないのがこの歯科の世界の特徴です。卒後3年持てばいいところ、といった感じです。まぁこれは歯科衛生士に限らずナースも同じと聞きますが。

私が言うのもなんですが、はっきり言って「3K」であまり魅力のある仕事ではありません。なので、自分なりに「こんな風になりたい」という目標がなければ日々のルーティン仕事に流されてしまい2~3年すると「私はいったいなにをしたいんだろう?」とバーンアウトしてしまうケースが多いです。

久保には日々に流されないように、きちんと教育指導を行わないといけないということと、人を教えることは自分自身も勉強しないといけないことなので身を引き締めて連休明けから彼女をきちんと育てていきたいと思っています。

6月には歯の衛生週間で当院は「学校検診&保健指導」の当番に毎年当たっています。

今年は久保に保健指導をしてもらおうと思っているので、連休明けから「どんな感じで指導をするのか」等々一緒に話し合って保健指導初体験してもらいます。

願わくば、彼女が「まさご歯科に勤めてよかった」と思ってもらえるような先輩になれたらと主人ともども大切に育てていきたいと思っています。

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