久保、患者様への資料作りを頑張る!
さて、4月に入社した新卒歯科衛生士、久保も3か月が経ち診療にも慣れてきました。
7月より彼女の「口腔ケア」外来が始まっていますので、その外来で使用する「患者様指導用の配布資料」と「指導記録」等の資料作りを現在、久保と一緒に行っております。
久保にはおもに「口腔ケア」外来で、歯周病のご自宅でのケア方法やお子様の歯磨き指導を担当してもらってます。
私が作った患者様指導用の資料はあるのですが、彼女オリジナルのものを作らせてます。やはり自分自身で指導しやすい資料を作るという作業は、資料を作るためにまず勉強をしないといけないので学校で習った保健指導の再復習になるのと、今後彼女が歯科衛生士として働く上で「財産」となるので臨床業務と並行して大変だとは思いますが作成指導を行っております。
新卒歯科衛生士さんはまず「初めの3年」が一番大切です。看護師さんのようにきちんとプリセプ(卒後研修)をしておかないと、ただ漠然と日々「歯石とり」「診療に追われるだけ」になってしまう恐れがあります。
日々の診療に流されて仕事に対して面白みを感じなくなり、歯科衛生士を辞めてほかの職種に転職してしまう人をたくさん見てきました。せっかく軍隊のように厳しい学校生活を3年or4年続けて国家資格まで取ったのですから「歯科衛生士」としてプライドや目標を持って仕事をしてもらいたいと私は思っています。
持病を持っている私の体力的に、おそらく新卒歯科衛生士さんを自分自身の手で育てるのは久保が最後かなと思ってます。(来年、一応新卒衛生士さんは現在募集はしてませんが、当院で働きたいと強い意志や働く意力のある方は一度当院HPのリクルートを見てお問い合わせください。会計士と相談します)
私の知っているすべてを彼女に教えるつもりです。
かれこれ10年以上臨床をしているので、今まで何人もの研修医さんや歯科衛生士さんに歯周病についてや、歯科助手さんには器具取扱いや受付業務を教えて育ててきましたが、久保は今まで私が指導した中で一番「打てば響く」ので教えがいがあります。きちんと基礎をマスターすればかなり実力のある歯科衛生士になれると思いますので、当院で大切に育てたいと思っています。
みなさんも久保のファンになってあげてくださいね!
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