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2011年7月23日 (土)

Dr.ヒロシの日記

パソコンが苦手なDr.ヒロシに替わり口述筆記するコーナーです。

Dr.ヒロシの日記

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みなさん、こんにちは。

人間ドックを受けた時に「きっと僕は何か病気が見つかるんだと思う」とナルシスティックに思いを馳せていたのが、結果はすべて気持ちがいいくらいに「健康」だったので、嫁さんに「健康やねんから」と何でもかんでも枕詞に「健康」とつけられてしまうDr.ヒロシです。うーん、嫁さんのように健康に気を使って生活をしていても病気のデパートのような人もいれば、僕のようにかなり不養生をしてても健康な人もいるって世の中「世知辛い」ですねぇ。

さて、うちは「口腔外科」標榜して開業しているので、基礎疾患をお持ちの方や、出来物が気になるで来られて口腔ガンだったりで『告知』をしないといけなかったり、口腔心身症など「一般歯科」とは全く毛色が違う特殊な患者様が多いんですよね。

で、そういった患者様へのカウンセリングや精神的フォローというのが必要なわけで。

僕は純粋に臨床外科医なのと男なので、配慮を持ってというのが実は正直苦手なんですよ。なのでうちでは嫁さんが患者様へのカウンセリングや告知後のフォロー、基礎疾患のある方の問診、病状説明などを業務分担で引き受けてくれています。患者様も男性からいうより女性から聴いた方が安心感があるのと質問もしやすいようなので。

ただ、嫁さんもあまりにもそういった「特殊」な患者様が多くなってきて「もっと医学的・心理学的な専門的な知識を持って患者様にカウンセリングや指導、精神的フォローをしたい」と思うようになったらしく、2年前から医療系通信大学の心理学科に3年次編入して勉強をがんばってます。現在4年生。一応、卒業に必要な単位数もクリアできているし、卒論も担当教官から承認をうけてあとは大学のチェックを待つのみなので無事に行けば今年の9月に卒業予定です。

僕も「中途半端な民間の訳のわからない心理の資格をとるんだったらきちんと大学で医学的根拠のある勉強をしてほしい」と思い、彼女の大学での勉強をサポートしています。結果的に患者さんにとって良い医療を提供できることになるので、僕が言うのもなんですが彼女は自分が難病で体がしんどいにも関わらずかなりがんばって勉強してますよ。

ただ通信大学は思ったよりもカリキュラムが大変なようです。で、勉強がかなり難しい。ほかの通信大学はどうか知りませんが、彼女が行っている大学は医療系で免許がとれるということもあり生徒の大多数がナースや医療職の人ばかり。カリキュラムも嫁さんの取っている科目の教科書を見たんですけど医療知識がないとたぶん無理という内容ですし、通信とはいえ通学実習もあってかなりハード。僕が同じ勉強をしろと言われると…途中挫折するかな。

先日、彼女が実習に行ってた科目の教科書です。パラ見しただけで頭が痛くなりそうです(苦笑)本自体がハードカバーで分厚くて重いので「どうだ!お前に理解できるか、コノヤロー(ビートたけし風に読んでください)」と威圧しているようです(苦笑)

精神科で実際に使用する心理検査の実習をしたり、クライアント(この分野では患者さんとは言わないらしいです)とカウンセリングを行うときにはどのように接するか、など当院で実践で使えるものと使えないものとありますが、知っていて損はない内容です。

でも三十路を過ぎてからの勉強はほんとに大変…と彼女も本音を漏らしてました。

心理士を取るには必須の実習(6コマ×3日間)が4回あってそれを履修しないといけないとのこと。その実習が大学で年に夏と冬の2回しか実習開講していないそうです。嫁さんは卒業と同時に心理士の資格を取りたかったらしくてそれに向けて勉強していて8月の一番暑い時期の実習に行く予定にしていたんですが、主治医から「夏の時期の無理はだめ」とドクターストップがかかってしまったので泣く泣くキャンセルしてました。

というわけで、卒業と同時に資格取得は無理ですが、卒後に実習に行って自分のペースで取るように慰めておきました。嫁さんは「負けず嫌い」の塊のような人なので説得するのが大変でしたが(苦笑)

僕も嫁さんに見習って勉強しないといけないんですが…2年前の医学博士の論文作成で燃え尽きてしまいました(苦笑)来年は大口式インプラントの研修に行こうと思ってます。

患者さんに都会と変わらない、都会よりも高度な医療が提供できるようにするというのが僕たち夫婦のモットーなのでまず嫁さんが落ち着いたら今度は僕が勉強します。

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以上、Dr.ヒロシのコメントでした。

なんで医療系の教科書って重たいハードカバーばかりなんでしょうか…。

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