幻のホットケーキ、だそうです。
「おねぇさん、うち甘いもんが好きで幻のホットケーキ大好きなんどす。美味しいんで今度食べてみておくれやす」と前回贔屓にしている舞妓ちゃんに教えてもらった祇園の喫茶店へ行ってきました。
さすが、舞妓ちゃん。京都のお店をよく知ってます。祇園のど真ん中なのに観光客がほとんどこない路地に入った目立たない喫茶店。しかも、実は私がもう10年くらいお世話になってる呉服屋さんの2件ほどお隣。全く今まで気づきませんでした。JAZZやボサノバがかかっていて静かでいい感じの雰囲気です。
ここの名物が「幻のホットケーキ」とのことで。
メニューにもちゃんと「幻のホットケーキ」と書かれてあります。主人が「自分で『幻』って書いちゃってるよ。僕も医院に『幻の口腔外科医』って書こうかな」とウケてました(笑)注文するときに主人が「ホットケーキセット2つお願いします」とスタッフの方に言うと「幻のホットケーキセットですね」と「幻」を強調されて復唱されたので二人で笑いをこらえるのが大変でした。
さすが「幻」だけあって、焼き上げるのに20分かかるそうです。その間私たちはうたたねタイム。
待っている間に、祇園甲部の若手の美人で売れっ子芸妓さんが「そんなり(普通の着物姿)」姿でお稽古帰りでおやつに立ち寄ってました。少し面識のある方だったので簡単にご挨拶。きれいですねぇ。うっとりです。やはり祇園の水で洗われると垢抜けます。実は私、カミングアウトしちゃうと舞妓ちゃんになりたかったんですよ(苦笑)人生やり直せるならやってみたいですね。
表通りは観光客でごった返しで有名な「ぎおん小森」さんや「つじり」さんは大行列なのに、ここはお客さんが私たち夫婦と芸妓さんだけでした。まったりとして気持ちいいですね。
と、やっと焼きあがりました。幻のホットケーキ。大きいです。
お味は…ホットケーキというよりは温かいスフレみたいな感じとでも言いましょうか。スポンジが柔らかいのでシロップをたっぷり含んでくれるので甘みが口に広がります。私は好きな味で20分待ったかいがありました。主人は「昔ながらの薄いホットケーキが好きかな。スマート珈琲のホットケーキが一番うまいな」だそうです。ま、これは好みの問題なので。Dr.ヒロシも口が肥えてきました(笑)
カウンターで同席した芸妓さんが「フレンチトーストやと早くできてホットケーキより美味しいんどっせ」と教えてくださいました。今度注文してみます。
芸舞妓ちゃんのお稽古帰りの隠れ家スポットのようなのでお店の場所は伏せておきますね。
見つけて行ってみてください。
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