今週のコーディネート
都会に住んでいると、お店や取引先などに電話をかけたり訪問したりするときは「お約束」な「挨拶」や「対応」があります。
それが「当たり前」と思っていたんですが、田辺に引っ越してきて感じるのは「都会の常識」である「当たり前の挨拶・対応」というのが地方では浸透しておらず「当たり前ではない」ということです。
たとえば、電話対応ひとつにしても担当者に電話を繋いでもらった場合、普通の常識ですと「はい、お電話替わりました、担当の○○です。いつもお世話になっております」と出るのが「当たり前」なのですが、田辺の場合は「もしもし~、はい、え?真砂さん?あーなんですか」といった対応のところが多くて辟易します。
やはりお互い気持ちよく手続きなどを進めるためにも、ある程度の「挨拶」や「接遇」は最低限必要だと思います。地方なので「馴れ合い文化」があるのは仕方ないですが、あくまでもオフィシャルな場面では社会人としての「当たり前」のマナーはまずは大人がきちんと守ってほしいと思います。
当院では、そんな「馴れ合い」は極力避けたいので、新卒で社員を採用してまだ「社会人として真っ新」な状態で接遇研修や教育を入れて「都会の当り前」ができるようにスタッフには指導をしています。まだまだ手探り状態なので当院も完璧にできているかというとそうではないので課題は山積みですが。
来年は2名新しい新卒スタッフが入社します。両名とも「運動部キャプテン」で礼儀礼節がきっちりできている学生さんを採用しました。
どうしても外科は「体育会系」のノリでの診察になるので「運動部」で厳しい上下関係や礼節を鍛えられている子でないとやっていけないというのと、普通の歯科と違い「ガン」などの命に関係するシビアな診断の多い当院での診療補助は「精神的・肉体的」にも鍛えられている子でないと難しいと感じたので、昨年から「運動部」の学生さんをメインで採用するようにしています。(久保も運動部キャプテンでした)
来年入社予定のスタッフは久保に教育責任者をさせるので、今から「後輩の育て方」をレクチャーしております。いつまでも年長者依存の教育体制では下のスタッフが育たないので、思い切って若いスタッフに後輩の教育を任せることにしました。自分が指導する立場になることで、勉強することも多いと判断したからです。
来年は春から診療体系を大きく見直す予定なので、今からその下準備に会計士さんと追われております。予約も現在非常に取りにくいですが、来年からはスムーズに予約が取れるよう改善致しますので今しばらくご迷惑をおかけいたしますが宜しくお願い申し上げます。
では、今週のコーディネートです。
久しぶりにお花はカサブランカ以外のものを生けてみました。秋なので「菊」を生けてみました。まだ写真は蕾ですが…。待合室はガーベラです。庭のお花が台風の影響で枯れかけているので週明け早々に植え替えてもらう予定です。
BGMはJAZZ,アロマは今週はいろいろ日替わりでミントやフラワー系のものを用意しています。
台風の傷跡がまだ残りますが、遠方からご来院の患者様はどうぞ足元をお気をつけてください。
今日は大学で卒業式でしたが、体調のため東京に行けなくて参加できませんでしたがきっちり卒業できてよかったです。大学院は…どうしようかと検討中です。