詰将棋
政府も来年度の予算の確保でごたごたしておりますが、「まさご歯科」も来年度の予算について現在会計士さんと詰将棋を行っている真っ最中です。
ある予算を来年度は捻出してもらいたく、いろいろとプレゼンをしてるんですが、いかんせん敵(?)はお金のプロ。予算を引き出そうと思ったらそれなりに根拠のある「戦略」や「マーケティング」を練って納得してくれないと案件を通してくれません。なんせ、私が毎回「予算が欲しい」というときはケタが一つ違う額を要求するので会計士さんも警戒します。「今度は何を言い出すんだ?」と言わんばかりの警戒度です(笑)
財務省(会計士さん)の財布の紐は非常に固いです。
会計士さん:「この予算に対する根拠は?数値的になぜこのような額を提示されてるんでしょうか?ご説明いただけますか?」
私:「えーと、それはですね。これがあーなって、こーなって…このような数字の根拠から予算が必要なんです」
会計士さん:「でしたら、その場合ですね…」
……というように、まぁエンドレスに押し問答が続くわけですよ。もう「ディベート」で戦っているような感じといったところでしょうか(苦笑)
「数字がすべて」の世界ですから、予算をもらおうと思ったら「数字とその根拠」で対抗しないといけません。で、ここにもよく書いているように毎日電卓片手にパチパチと「あきんど」してるわけなんですが。
「黒幕」も大変です(笑)
今回どーしても、どーしても、何としてでも来年に通したい予算があり約2か月前くらいからずっと会計士さんを説得していたんですが、その案件を通すと来年度収支が黒字でなくなる恐れがあるということでなかなかOKを出してくれません。
そんなこんなしているうちに、案件の締切日がきてしまい会計士さんと最後の詰将棋決行。
会計士さん:「で、その予算がいる最終的な根拠は一体なんですか?」
私:「もうぶっちゃけ言っちゃいます。根拠とか数値とかではなく『女の勘』です。以上。」
…で、強引に案件を通してしまいました(笑)
WIN!
いや、今までも会計士さんと詰将棋になった時に最終的には私の「女の勘です」で突き通して予算を確保してきました。実際にかなり綿密に医院の経営計画を立てている部分もあれば、こんな風に直感というか本能で切り盛りしているところもあるんです。で、今のところ私の「女の勘」は結果的に100%の成功率なので、最終的に会計士さんが折れてしぶしぶ納得してくれました。
会計士さんには「いくみさんは…ギャンブラーですねぇ」と毎度呆れられてますけど(笑)
勝負するときは勝負しないとね。
さて、今回のこの勝負、勝つか負けるか?
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