禁断の

大学の卒論用の医療論文・書籍読みも一段落。

しばらく小難しい活字系は頭が痛くなるので最近は漫画を読んでます。

といっても、私は少女マンガ系はキライ（ガラスの仮面は昔から読んでるので別ですが）なので読むといってもハード系ばかりですが。

医療系の漫画はほとんど看破してるんですが、今まであえて手を付けてなかった医療漫画がありました。

「医龍」。

私はテレビを見ないので実写ドラマは知りません。が、この漫画を読んだことのある医療関係の友達は口をそろえて「ドラマはイマイチだったけど、漫画の方は面白いから絶対ハマるよ」と何人かから聞きました。アマゾンのレビューも珍しくすべて高得点ばかり。

読みだすと全部読まないと気が済まない私は「全25巻」という多さにちょっと戸惑っていて今まであえて手を付けてなかったんです。禁断の～ですね。

先日、ついに全巻一気に大人買いしちゃいました。

率直な感想は

非常に面白かったです。大人買いする価値あり！

今までいろんな医療系の漫画を読みましたがピカイチですね。ダントツで医療系で面白い漫画だと思います。

体育会系である「外科」独特のカラっとした読後感で途中に中だるみもしない内容のテンポの良さ、キャラクターの強烈な個性、特に研修医の伊集院君の成長ぶりなど「お見事」という出来です。

医療漫画は途中連載が長いと中だるみしたり（「Nsあおい」）、ただ医療知識をひけらかすような内容のものになったり（「仁」）、倫理問題などで内容変更せざるおえなくて変な終わり方をして消化不良になる（「ブラックジャックによろしく」）ことが多いんですが、「医龍」は最後まで書ききったという感じで読んだ後気持ち良かったです。綿密に取材しゴールを設定して作りこんだ作者および編集さんの努力の賜だと思います。

朝田先生、超カッコイー！！（私のタイプ…笑）

うちのDr.ヒロシも朝田先生みたいなカリスマ性があればいいんですが（笑）私はどちらかというと麻酔医の荒瀬先生タイプですね、ケケケ（この笑い方は荒瀬先生のマネです…苦笑）強そうに見えて精神的に弱いんです、はい。

「え～、医療漫画きらい」という主人でさえ、「これは面白い」というくらいですからオススメです。「バチスタチーム」みたいに「まさごチーム」を作りたいなんて思ってしまったりしてます（苦笑）

未読の方、絶対面白です。医療のお勉強になりますし買って損はないですよ。