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2011年12月 3日 (土)

キーゼルバッハ

ステロイドを飲んでいるので粘膜が弱くなっているのと血小板の異常があるので、私は出血傾向があります。血が出るとなかなか止まらなくて困ります。

先日鼻をかんだら壮大に鼻血が…ビックリして主人に「鼻血、鼻血!」と診てもらったら「あー、キーゼルバッハからやね」とのこと。

キーゼルバッハ?

なんか音楽の教科書に出てきそうな名前ですが、早い話「鼻血の好発部位」です。鼻の粘膜でよく切れやすいところを「キーゼルバッハ」と言うんです。たしかキーゼルバッハ先生という耳鼻科の先生が名づけたから「キーゼルバッハ」だったような…??

もう学生時代に習ったんで忘れてしもーたわ!

ということできちんと復習しましょう。

キーゼルバッハとは?(Wikiより)

鼻中隔の前下端部の粘膜の部位で鼻血の好発部位である。近い部分で静脈が集まっているところ。鼻血はこの部分の血管が切れて出血することでよくおこる。名称はドイツの耳鼻科医ヴィルヘルム・キーゼルバッハに由来する。ドイツ語読みではキーゼルバッハであるが、英語読みでキーセルバッハと読むこともある。リトル部位(Little area)とも言う

だそうです。そうそう、思い出した。キーゼルバッハ部位とは鼻に指をほんの少し入れたとき、その指先が内側で触れることのできる中央の硬い部分のことをいいます。

最近、急性白血病を発症する方が多いので(SLEと症状が被る)鼻血とか口内炎とか微熱とか青あざができると「ええー、もしかして…」とビビってしまいます。毎月血液検査してるんで大丈夫なんですけどね、たぶん。

若い女性で「微熱が続くんです」と来院した場合、妊娠か悪性腫瘍か慢性感染症か膠原病を疑います(私は膠原病でした)。で、何かを確かめるために血液検査をするんですが、この時に「芽球があります…」となると「白血病」確定です。

骨髄で血液を作ってるんですが白血病は「骨髄が出来そこないの白血球を山ほど作ってしまう」病気で、芽球とは白血球のもとになる細胞で本来なら骨髄にしかいないんです。でも骨髄が「出来そこないの白血球を作りすぎて満杯」な状態になると、芽球が骨髄からあふれて末梢血に出てきてしまい、採血でみつかることになるんです(と血液免疫内科の病棟で習いました)

ちょうど月曜日に神戸通院なのでルーティン血液検査があるんでまた調べてもらいます。

毎度アホな医学と関係ないことばかり書いてるので、たまにはちょっと医学的なことも、と思って書いてみました。

鼻血が出たら「キーゼルバッハからの出血だね」と言ってみると物知りと思われますよ(笑)

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