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2012年1月28日 (土)

久保New白衣その3

Masago_2みなさん、こんにちは。

やっと「年末年始ゲリラ診療」も一段落し通常診察にもどった「まさご歯科」です。バタバタとご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

さて、こちらは久保のNew白衣その3です。写真が手ブレで分かりづらいですね。ごめんなさい。

ネットで白衣は注文するんですが、最近、目が悪くなったのか「白」を注文したはずが「アイボリー」だったい「薄いパープル」だったりと…。

いつぞやの記事で書いたと思うんですが、その「薄いパープル」の白衣がこちらです。どうやら今人気のあるエステシャン用ユニフォームらしいです。(注文当時「人気No3」でした)ウエスト部分が切り返しになってスカートがフレアになってます。

久保は背が高くてスマートでスタイルがいいんですよ。

背の高さに合わせて白衣を発注するとどうしてもサイズが大きくなり「ブカブカ」の妊婦服のようになってしまいます。かといってもうワンサイズ落とすとボディラインにきれいにフィットして見栄えがいいんですが「いかがわしいお店」のユニフォームのように膝上10センチなエロエロミニスカートになってしまいます。

私がお裁縫が得意ならウエスト部分を絞って縫い直してあげるんですが、いかんせん私は料理やら裁縫と言った女らしい類の物が苦手でして…。都会だと「仕立て直し屋さん」がお手軽価格であるんですが、田辺もどこかあればいいんですが…。

スタイルがいいのも困りものですね(苦笑)

本当は「襟付きユニフォーム」や私が着ているような「ケーシー白衣」で今カッコイイものが多いので着せたいんですが、襟付き白衣を着せるとなぜか久保の髪の毛をまとめているお団子ネットが襟に擦れて襟元が真っ黒になってしまうんです。私も同じメーカーのお団子ネットを使ってるのに襟擦れはしないんですが…。二人で「なんでこんな風になるのかなぁ」と不思議がってます。

なので最近発注する久保の白衣は必然的に全部「襟なし丸首」のものになるのでデザインが限定されてしまいます。

まぁ、医療者の白衣はすぐ汚れるので「消耗品」ですから、またすぐに買い替えになると思います。

うちは子供がいないので、久保が「娘」みたいに可愛いんですよ。で、どうしてもついつい白衣をいっぱい買い与えてしまい会計士さんに「買いすぎ」と嫌味を言われてしまいます(苦笑)久保には私の「着せ替え人形」です。

じつはこのパープル白衣、いわくつきでして。

この写真を撮った日に新調しておろしたてだったんですが、この後、久保は血まみれの外科処置中にど派手に「返り血」を浴びてしまい、この白衣は着用後たった1時間ほどで「クリーニング行」になりました。

久保が「いくみさ~ん、血、血、血がぁぁぁ」と処置中に目で訴えかけてきます。主人や私くらいのオッチャンオバチャンの中堅クラスになると、何かカンでも働くのかこういったアクシデントは「ひょい」と反射神経で身を翻す技をもっているんですが、まだ出血多量処置に慣れてない久保はモロ血液を浴びてしまいました。

でも返り血を浴びたときに悲鳴を上げなかったのがトレーニングされた医療者としてのプロの証。「何があっても動揺している姿を患者様に見せないように」と医療系の私たちは学校で厳しく躾けられてます。私もアイコンタクトで「代わるから着替えてきて」と久保を下がらせました。

医療現場では「血液」って「便」や「尿」などの排泄物なんかよりも「一番不潔」扱いなんですよ。「血液が飛び散ったときは速やかに着替える」が原則。

「血」って専用の「血液溶解剤」を使わないと取れないんです。「外科の白衣が短命」という意味がこれでお分かりいただけるかと。

次にこの白衣を久保が着るのは…少し先になりそうですね。またクリーニングから却ってきたら見てやってください。

では、今週もコラムをぼちぼち更新していきますのでお付き合いください。

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