マスクあれこれ
医療現場では必須アイテムの「マスク」。
医療従事者でかなり『好み』がでるアイテムです。医院や病院で「コレ」と決まっているところは選べないですが、個人開業医の場合は意外と各人が「これじゃないとダメ」というマスクがあります。
うちの医院の場合、開業以来ずっと2010年まで主人、私ともにお気に入りの某メーカーの白マスクを愛用していたんですが、某メーカーが不況のあおりを受けて倒産。かなり大量ストックしていたんですが、ついになくなってしまいました。
いろんな会社のマスクを試してみるものの「鼻からずれる」「紐が短くて耳が痛い」「キツくて息ができない」「薄すぎる」等々、なんか「しっくり」くるものがなく「マスク難民」と化してます。
現在、いろんなマスクを買って試行錯誤中のため主人、私、久保、歯科助手スタッフと全員「違う種類」のマスクをしております。
主人は鼻が大きいため小さいマスクだとキツイらしく大き目マスク。こちらは女子スタッフは大きすぎて使えないので主人オンリーのマスクです。色はブルー。
私のマスクは、いわゆる「紐マスク」。耳かけゴムのマスクではなくよくオペ室で使っているような紐を頭に結ぶタイプのマスクです。なぜ私だけ耳かけマスクではなく、紐マスクか?理由は私の持病SLEで血小板異常のためちょっとした事ですぐに「青あざ(青タンって言うんですかね)」ができます。ゴム紐マスクを使用すると診療終了後にのゴム紐の跡が顔に「青あざ」として残ってしまうんですよ。なので、紐マスクで顔への圧力がかからないように紐マスクにしています。色は主人と合わせてブルーです。
スタッフ久保が実は一番良質なマスクを使わせてます。「ミミラクダ」という耳に負担がかからないもので、特に彼女の場合は患者様へよく指導をするので話をする際にマスクに声がこもらないよう「くちばしマスク」にしています。色は白。私も一度「ミミラクダ」マスクを使ったんですが、顔にやっぱり青あざができたので使えません…。
歯科助手スタッフはオーソドックスなマスクを使ってます。白を使っていたりピンクを使っていたりいろいろ。彼女たちは施術をしないので基本「飛沫による感染予防」の意味でつけてもらってます。
現在、マスク思案中のため最少ロットで発注しているのでコストがかかってしかたありません。私は発注の際に「大量大人買い」をするので、早く「これイイ」マスクを見つけたいと思います。
ちょっとした診察裏話でした。
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