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2012年7月29日 (日)

【スタッフ書評】宝塚式「ブスの25箇条」に学ぶ「美人講座」

最近の若い人は「書籍離れ」をしているので、今年度スタッフを入れ替えした事を機に、スタッフに月1冊本を読んでもらい読書感想文を書いてもらうことにしました。

今回の本はコチラ



宝塚式「ブスの25箇条」に学ぶ「美人」養成講座 貴城けい

【本の内容】久保・大江感想文抜粋

宝塚歌劇団で実際に劇団員に学ばせている「ブスの25箇条」を元に「美人になる」秘訣を伝授。25箇条は以下の通り。

1)笑顔がない…自分のコンディションが悪い時こそ笑顔に

2)お礼を言わない…挨拶は円滑に楽しく生きるための武器

3)美味しいと言わない…気持ちは言葉にして伝える

4)目が輝いていない…目標に立ち向かう人は輝く

5)精気がない…自分のコンディションはお客様に関係ない

6)いつも口がへの字…笑顔のポイントは口角

7)自信がない…自分にできる名いっぱいの努力を惜しまずする

8)希望や信念がない…夢を描く

9)自分がブスであることを知らない…もし自分が相手の立場ならを考える

10)声が小さくいじけている…声の表情ひとつで印象が変わる

11)人生においても仕事においても意欲がない…自分が何かやろうと思ったら前に進む

12)存在自体が周囲を暗くする…空気は伝染する

13)問題意識を持っていない…自信とプライドを持つ

14)自分が最も正しいと信じ込んでいる…自分と異なる意見に耳を傾ける

15)愚痴をこぼす…まずは自分の心の大掃除

16)他人を恨む…どんなことが起こっても受け入れる努力をする

17)責任転嫁がうまい…「ごめんなさい」を素直にいう

18)いつも周囲が悪いと思っている…お互い様という気持ちが大切

19)他人に嫉妬する…自分なりの方法でアプローチする

20)他人に尽くさない…常に相手を主って何かをする

21)他人を信じない…自分の信用も得られる

22)悲観的に物事を考える…気持ちの持ち方ひとつで変わる

23)謙虚さがなく傲慢…やってもらって当たり前のことはない

24)人のアドバイスや忠告を受け入れない…聞く耳をもつ

25)何でもない事に傷つく…叱られ上手になる

【この本を読んだ感想】

久保:この本は「こうなってはいけない例」が分かりやすく書いてあり仕事をする上ではもちろん人として生活する上でも勉強になりました。当たり前のことですが、ふと自分に当てはまってしまっていることもあります。私は入社2年目で業務にも慣れが出てきたせいか体調が悪いと思う時などに少しだらけてしまうことがありました。しかし患者様にとっては全く関係のない事です。本にも書かれてあるように、個人の都合が患者様に伝わってしまうことがあってはお金を頂く社会人としてもプロとしても失格です。いくみさんもよくおっしゃっているんですが、白衣を着たらプロという自覚を持って日々の業務を精一杯取り組もうと改めて感じました。宝塚歌劇団の人は特別なことをしているのではなく「当たり前のこと」を徹底的にできているから美しいのだと感じました。私たちに決してできない事ではない為、私も美人になれるよう25箇条を忘れずに心がけたいと思います。

大江:宝塚というとても厳しい環境で15年間という長い間、とても充実した生活を送られたのだなと思いました。テレビ等でしか聞いたことがない宝塚の話をこうやって本で読むとどっぷり中に入っていけてとても面白かったです。もちろん面白いだけでなく宝塚の厳しさもひしひし伝わってきました。一番驚いたのは朝から1時間半もかけて掃除をすることです。掃除をすることによって自分が磨かれているというのは確かに感じました。汚れたところをみてそのままにするという事は心がくすんでいる人だと思います。しかし掃除をすることによって自分の気持ちも腫れますし、とても素晴らしい事だと感じました。貴城けいさんは男役トップスターにまで上り詰めた日々の努力と汗と涙にとても心を打たれました。

波座:自分に当てはまる項目がいくつかあり自分を見つめ直すことのできる良い本でした。社会人としてのマナーや女性としてのマナーが著者の宝塚での体験をもとにかかれており分かりやすい内容でした。すべてを身に着けることは難しくても毎日積み重ねによって少しでも自分の体に25箇条と正反対のことを慣れさせることができるよう努力し立派な社会人に成長したいです。

【この本を診療でどう生かしていきたいか】

久保:この25箇条には「まさご歯科」に入社した時のマニュアルや接遇研修で勉強したことも多く「当たり前」に自分でも出来ることばかりでしたこの本を読むことで改めて見つめ直し自分の出来、不出来を考えることができました。仕事では私も舞台人として同じように診療室に入ったらプロとして患者様を元気づけることができるよう、いつでも何があっても笑顔を心がけたいと思います。また作業中には患者様にきちんと挨拶が出来ないことがあるため、まずは基本である挨拶を先に元気よく行うよう再度気を付けたいと思います。衛生士としても常に目標を持ち現状に満足することなくステップアップしていけるよう、そして自信とプライドを持って働けるよう努力し続けたいと思います。そして後輩の指導係として医院の中心的な役割を担っているため、まず私が明るい雰囲気で「おかげ様」「お互い様」という気持ちで忘れず働くことで医院の雰囲気をさらによく出来るよう、その雰囲気が後輩にも患者様にも伝達するよう頑張りたいです。

大江:この本を読んで本当に基本中の基本を改めて感じることができました。「笑顔でいる」「挨拶をする」「身だしなみ」「顔がハキハキしていない」などこの本は本当にすごい本だと感じましたので受付でも実践できるよう日々努力したいと思います。受付の印象で「まさご歯科」のイメージを壊すことがないように笑顔や身だしなみなどを一つ一つ気を付けていきたいと思います。来年後輩が入ってきたら基礎中の基礎をしっかり叩き込めるよう今からしっかり頑張りたいです。

波座:この本に書いてある一つ一つの項目をしっかり受け止め患者様や先生方への対応や心構えをもう一度見つめ直してみようと思いました。少しづつでいいので自分のものにできるよう努力します。

本を読むことによって日ごろの自分の言動を振り返るきっかけとなると幸いです。「当たり前」のことが実は一番難しい事ですので、スタッフ達には「当たり前のことを当たり前にする」を躾けています。

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