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2012年10月13日 (土)

連休明けに多い事

みなさん、こんにちは。日が暮れるのが早くなりましたね。5時くらいにお見えになる患者様には「こんにちは」ではなく「こんばんは」に変わってきました。季節の移ろいは早いですね。

さて、先週の3連休、みなさんはいかがお過ごしだったでしょうか。

連休明けというのは、なぜか飛び込み急患さんが多いんですが、この週明けは「歯が外れた」という急患さん続出…。お見えになる予約外、予約外が立て続けに「とれた」が主訴。体育の日だったから外れたのかなぁ~なんてことを思った休み明けでした。

Masago
近頃、子供さんの救急外科処置が非常に増えてます。ここ1か月くらいにも何件かありました。救急時はメスを使ったり鋭利な器具を使ったり血が出る処置なので子供さんが治療中暴れると非常に危険なので「抑制」と言って無理やりお子さんを押さえつけて処置をします。

この「抑制」、コツがあって慣れないとちと大変。

子供さんの救急外科処置の場合はスタッフ全員で処置にあたるんですが、2年目の久保も今年入社した助手さんもまだ小児救急は慣れてないのですが、臨床の長い主人と私は容赦なし。子供さんって、危険察知能力が非常に強く「怖いことをされる」と分かると非常に暴れて力が強いんです。あと、こっちがビクビクしてビビってるとナメてきますから救急の時は強気でいかないといけません。

でも男の子のお子さんはさすがに暴れると女の力では無理。

主人が男手でお子さんを抑え込み、その隙に私が抑制帯で子供さんを包んで上から馬乗りになりお子さんを抑えます。この際に「組手」で技を決めて押さえてないと施術中にお子さんにケガをさせてしまうので、抑える方も必死。

実は、私、この「組手」が得意でして…。肩から下の抑制は絶対に外しません。

久保に現在この「小児救急時の抑制」を伝授中。

いやはや、小児外科の先生と看護師さんは毎日毎日こうだと大変だな~と思います。小児科は体力勝負です。

秋は「運動会」のシーズンなので、救急外傷も多くなるので気合を入れていきたいと思います。

では、今週もお付き合いください。

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