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2013年2月 3日 (日)

エボザック、飲んでみた

去年まで全くと言っていいほど医療的な事を書いてなかったんで、さすがにちょっとは役に立つ情報を、ということで今年から書けるときは1本くらい真面目記事を入れてます。

今回は口腔外科でもおなじみの薬「エボザック」について。

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口腔乾燥症の方に処方される薬で、主にシェーグレン症候群の病名がついている方に医科から処方されます。(開業口腔外科では保険の関係上、処方できないんです、ゴメンナサイね。必要な方には内科紹介して診断がついたら処方箋を出してもらってます)

エボザックとは?(ジェネリックはサリグレン) 「今日の処方薬」から転載

唾液腺に分布するムスカリン性アセチルコリン受容体(M3型)を刺激し、細胞情報伝達系のイノシトールリン脂質代謝回転を亢進して、唾液分泌を促進します。
シェーグレン症候群は、女性に多い免疫系の病気です。自分の免疫により唾液腺が傷つけられ、唾液の分泌が悪くなり、口のなかが乾燥してきます。
このお薬は、唾液腺を刺激して、唾液の分泌を増やします。そうすることで、口内の乾燥を防ぎ、それによる違和感をやわらげます。ただし、対症療法薬ですので、シェーグレン症候群そのものを治すことはできません。

…と小難しい事を書いてますが、要するに唾液の分泌を良くする薬。

実は、私も免疫疾患SLEと併発してシェーグレン症候群に罹ってるので主治医からエボザックを処方されてます。

うちの医院にも「口が渇いて」「シェーグレンと言われて唾が出ない」と言う方が多く来院されるんですが、私自身がシェーグレン由来の口腔乾燥症を患ってますので、お気持ちよくお察しいたします。

とにかく、口がパサッパサに乾いて粘膜が引きつるわ、喉は乾くわで大変です。

治療法がないので「対処療法」と言ってエボザックのような薬を飲むか、適宜水分を補給して口腔内を潤わせるしかないんですよね。

私は免疫疾患で絶対に飲まないといけない薬が多すぎるので、エボザックは「まあ、いいか」とこっそり飲まずにいました…。(医師の処方は必ず飲みましょう。良い子はマネしないでね)

が、患者様に「内科で血液検査をしてシェーグレンと特定診断が出たらエボザックを処方してもらえるんで行ってみてください」と勧めてるのに自分が飲んでないっていうのもどうかと思って今年から飲み始めてみました。

エボザックを飲んでみた(感想)

たぶん個人差はあると思うんですが、私の場合、朝夕と2回処方(普通は朝昼夕)されてるので処方通りに飲んでみたら、なんと2日目くらいから効果が実感!

唾液が出過ぎて、大変です(笑)

「ヨダレ掛け」がいるんじゃないの?というくらいに良く出ます。実際にボーっとしてると口角から唾液が垂れてきそうでヨダレ掛けがいります(笑)

目の乾燥も若干マシなような気がします。主治医が出してくれてるのにちゃんと初めから飲んでおけばよかった(苦笑)

…と私は効果が実感できたんですが、患者様に聞くと全く効果の出ない方もいるので人それぞれのようです。(エボザックの製薬会社のアフリエイトか回し者みたいなんで…笑)

というわけで、開業口腔外科では薬は処方できませんが(大学病院などの大きな病院の口腔外科では処方できます)シェーグレン等の口腔乾燥にはまず「口腔内を清潔に保つ」が一番なので口腔ケアを受けに来てくださいね!

 

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