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2013年7月27日 (土)

入院なう。1 2013年6月Ver.

6月に結婚してから2年ぶり5回目?6回目?の入院をしてきました。

結婚してから膠原病を発病して入退院を繰り返してるので、高校野球の甲子園ではないですが○年ぶり何度目…ってな感じになります。もうかなり入院に関してはプロ化しております(苦笑)

今回は2泊3日の短期入院だったのでコラムネタ用にといろいろネタを仕入れてきましたのでそのご報告。ホリエモンさんの「刑務所なう。」から題名はパロディで拝借してみました。

今回の入院は免疫内科の主治医の指示のもと形成外科にて「眼瞼内反症」の手術と、その他もろもろの検査が目的です。

私、まつ毛がすごく長くて太いんです。しかも逆さまつ毛。これが眼球を傷つけて膠原病の治療薬のステロイドの副作用である「易感染」でいつも眼に炎症を起こしてました。あんまり眼球粘膜が傷がいくのも良くないので「じゃあ、逆さまつ毛の手術しましょうか。入院なんで他の検査もついでに」というわけで今回入院と相成りました。

6月某日(月)

入院当日。今回は2泊3日とお尻が決まってる入院だったので(検査入院やステロイド内服などの入院の場合は何日入院になるのか分からない)主人が「個室にしたら」と言ってくれたのでありがたく個室をとらせてもらいました。

予定入院の場合は、まず朝来院したら「入院係」に行きます。大学病院などの※3次医療機関クラスになると入院係はもう長蛇の列で手続きするのに小一時間くらいかかります。(私は今は神戸大学病院の関連病院に主治医が出向してるのでソチラに通院してます)手続きだけで疲れます。その点、※2次医療機関クラスの病院は入院手続きが簡単でいいです。

※注略 医療機関とは?

1次医療機関...開業医さん。かかりつけ医療機関や休日夜間応急診療所
2次.医療機関..入院治療を必要とする比較的重症の救急患者を受け入れ。
3次医療機関...脳卒中・心筋梗塞・頭部損傷など重症救急患者を受け入れ。

入院係で書類を受け取り、入院病棟へ。

今回私がお世話になったのは、神経内科病棟。

なんで形成外科入院なのに神経内科病棟なの?って感じですよね。

口腔外科とか形成外科とか耳鼻科とか眼科とかちょっとマイナーな科は持ちベット数が少ないので自分の科のベットが足りなかったりすると他科の空いてるベットを借りたりするんです。そんなわけで、今回は神経内科病棟の個室でした。

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私が今回お世話になった個室。

個室にもランクがあって、いわゆる政治家とか社長さんやらが入るような特室と言われるVIP個室は、応接セットがあり、簡単なキッチンあり、トイレ浴室ありでだいたい最上階にあります。お値段1泊3万overくらいかな。あとプチVIP、個室A(キッチンとかはないけどトイレと浴室がついている、テレビ見放題)、個室B(トイレがついていてテレビ見放題)などなど。病院によってランク付けがあると思いますがどこもこんな感じかな。

私は今回個室Bにしました。

今までの入院はいつ退院できるか分からないエンドレス入院だったので4人部屋だったんですが、大部屋は当たり外れが大きくていい部屋ならいいんですが、雰囲気の悪い部屋ならもう地獄。

テレビはテレビカード購入で音が漏れないようイヤホンだし、ロッカーは小さいし、個人スペースは狭い、古い病室なら空調は空調の調整装置が近い人が操作するので室温が自由にならない、トイレが共同、9時に消灯と制限が大きいので結構ストレスフル。

その点個室は、トイレが部屋について自分専用だし、テレビも無料で見放題(コレ、意外と快適)、個室にすると差額ベット代が発生して病院の売り上げに貢献するためか、なんとなく主治医や受持ち看護師さんも優しい(笑)のでオススメです。

早速荷解き。

部屋着に着替えて、枕元の机にコップ、はし、水筒などを用意してスタンバイしているくらいに本日受持ちの看護師さんがやってきます。

入院が初めての方ならここでオリエンテーションがあって、入浴の時のお風呂の予約の仕方やらレクルーム、洗濯場所などなど教えてくれます。ここの病院は入院数回目なので省略されます。その後に入院患者を識別するタグを腕に装着。

で、私はこの日手術だったんでいろいろ術前の細かなことがあったんですが、それは「入院なう。2」で書くので割愛。

では、ホリエモンさん流に行ってみましょう。

本日の昼食

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鶏ささみのフライ2キレ、温野菜(人参・ブロッコリー)、ポテトサラダ、岩のり、パイナップル

2年ぶりに入院したんですが、前はレクルームに「1週間分のメニュー」があったのになくなってました。看護師さんに聞いたら「化学療法(抗がん剤)してる方はメニューが違う事が多いのでクレームになったからうちの病院ではメニュー提示がなくなった」んだそうです。う~ん、食事だけが楽しみなのに。

味は…全くありません(笑)今回は短期入院なので「調味料セット(醤油、バター、マヨ)」は持ってきてなかったのでどれも味がしません…。

お昼ごはんを食べた後に、寝たきりの方が多い病棟なので若い歯科衛生士さんが「口腔ケアします」と入ってきました。「私、一人で磨けますし形成入院なので大丈夫です」とお断りしました(苦笑)

だって、私、一応「本職」ですから。

ちゃんと訪室するまえにカルテ見といてね~。

夕食です。

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白身魚の蒸し物大根おろし添え、キノコの和え物、豆腐と野菜の煮つけ。…って醤油ないのにどうやって大根おろしを食べるんだ?と一人ツッコミを入れながら食べました。相変わらず味がなく、半分くらい食べて残します。唯一の調味料で持って行ってた「のりたま」が味のアクセント。

さて、個室に入っていたので分からなかったんですが、ここは神経内科病棟。

寝たきりとか痴呆の方が多く入院されてます。夜になると呻き声の大合唱…。しかも私は個室にいたんですが、こういった内科系の個室って「重症患者」が入ってることが多いんで、お隣さんは危篤状態なのかスタッフが出たり入ったり。ご家族の方が「今夜が山かも…」と廊下で小声で話していたりと不穏状態。なんか慌ただしくて眠れず。

入院して術前からずーっと抗生剤とステロイドカバー(膠原病だと手術をすると悪化するのでステロイドを大量投与して悪化を防ぐのに点滴をしばらく行うことをステロイドカバーと言います)で点滴をぶら下げてだいたい数時間おきくらいに点滴がなくなるので交換するんですが、この夜は急変やらステる方(亡くなることを医療用語の隠語でステルベンと言います)が多くて看護師さんてんてこ舞い。点滴が終わってコールしてもなかなか来てもらえず…。忙しそうだし、部屋に薬剤を置いといてくれたら自分で交換するのになぁと思うのは医療人の悲しい性(苦笑)

1時間くらいたって汗だく息切れの看護師さんが「ま、ま真砂さん、スミマセン、点滴交換します」と。明らかに隣の部屋がステってエンゼルケアとかしてるんです。「隣、大変でしたね」と看護師さんに声をかけると笑顔で「誰も亡くなってませんよ」と返答。個人情報なんでうかつに言えないですもんね。私、誰か亡くなったって言ってないよ(苦笑)

医療人だと誰もが通る道だけど改めて医療はキツイ仕事だなぁと実感。

6月某日(火)

朝食はここは8時からでした。

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どこで入院しても朝はだいたいこんな感じが多いです。パン、マーガリン、全く味のない炒り卵、バナナ、ジョア。私は牛乳が飲めないので毎回入院時にジョアにチェンジしてもらってます。

個室の特権、看護師さんがパンを焼いてきてくれる!感動!!(大部屋だと自分で焼きに行かないといけない)

前日手術だったので術後のチェック。経過良好。あと、入院中に各種検査を受ける。ついでに乳がん検診も受けてきました。マンモグラフィーと触診。コレ、結構笑えるネタがあるのでまたの機会に。

午前中は検査などでバタバタ。

昼食

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また魚…。焼き白身魚、牛蒡煮、高野豆腐と菜っ葉煮、芋餅とオクラとかぼちゃの煮物。どれも…同じ味というか素材の味。醤油が欲しい…。半分残す。

昼から看護実習生さんやら新人ナースさん達にいじられる。

神経内科病棟なので、入院患者さんはみんな意思疎通が出来ない人たちばかりのようなので、ここぞとばかりに実習帳のネタにされました(看護記録とか実習帳とかを書くのに格好のネタになる持病を持ってるのでいろいろとベットサイドにて質問攻撃を受ける)

術前からずっとぶら下げていた抗生剤とステロイドカバーの点滴がようやく夕方外されてスッキリ。

留置針を抜いてもらったのでシャワーを浴びに。洗髪はまだ禁止だけど汗を流すだけでスッキリ。個室だから風呂上りにクーラーガンガンにかけても他の人からクレーム来なくて嬉しい。

この病棟はお年寄りの方が多くクーラーが皆さん苦手のようでどの部屋も暑いらしく、看護師さん達が「真砂さんの部屋涼しくてええわー。他の部屋はクーラー消してるから蒸し風呂で死にそう。ちょっとココでサボらせて」と遊んで行ってくれます(笑)

夕食

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やっとお肉!牛ステーキ温野菜添え、南瓜といんげんの煮物、味噌汁、プリン(自費)。

ここの病院のシステムは前の夕食の際に次の日の夕食をセレクトできるようで、通常食か+○○円でデザート付、+○○円で別の特注食(松花堂弁当みたいなのや洋食屋さんのランチみたいなの)が頼めるようになってます。なので写真には+60円の自費プリンがついてます。

お肉…固くて咬み切れない&肉の味がしない(苦笑)、プリンも味がしない…。

私、味覚異常なのかなと思うくらいにどれも味がありません。やっぱり短期入院でも調味料セットは持参すべきだと思いました。

ちなみに、私が入院した中でまだ食事がマシだったのが「南和歌山医療センター」。

どうも全国アンケートで食事の美味しい病院で2位を取ったことがあるらしいんです。ちなみに勤め先だった神大病院は入院したんですが美味しくありませんでした…。

夜、また呻き声の大合唱。今日は点滴がなくなったので快適。遅くまで読書をして過ごす。どこかの部屋で急変のようで先生たちがバタバタ。

6月某日(水)

本日退院。朝、先生の巡回でOKを貰って早々に退院手続。朝食(写真撮り忘れだけど、ほぼ昨日と同じメニュー)だけ頂いて昼食はパス。だって美味しくないんだもん。

入院係で会計を済ませる。ここのB個室は差額1万円。私の入院保険が1日1万円なのでそれで相殺。今度から入院は個室にさせてもらおうかな。

手術後で眼が腫れこんでるので伊達メガネ、帽子で顔を隠して無事退院しました。

そんな訳で、まず「入院なう。1」では入院生活と食事について記載しました。「入院なう。2」は手術編!お楽しみに~。

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