乳がん検診受けましょう
どこまで続くか真面目記事のコーナーです。
今週は「早期発見早期治療のために検診のススメ」です。
以前、夏前に入院した時の記事「入院なう。」で書きそびれた乳がん検診のレポです。
私はしょっちゅう持病で入退院を繰り返してるんですが、入院するのがほとんど女性専用病棟です。(最近は女性専用病棟がある病院が多いんです)そこで一緒に闘病生活をする中で一番多い疾患の方が乳がんの方。
乳房摘出、化学療法(抗がん剤治療のこと)、放射線治療、ホルモン治療と…乳がんは女性にとってつらい病気の最たるものだと感じました。ステロイドとか免疫抑制剤を飲んでるとガンにもなりやしですしね。膠原病+乳ガンの方、多かったです。
そんなわけで、入院したら「乳がん検診」を合わせて受けるようにしてます。
では、「入院なう。」的に「乳がん検診に行ってみたレポ」
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入院療養加療中って私のような内科的疾患患者はルーティンのバイタル測定(検温、血圧測定、食事量やトイレの回数を聞かれる)、主治医の訪問以外は特にすることがなく退屈なんです。
じゃあ、というわけで、なかなか予約が取れない乳がん検診も入院中にやっちゃおう!という事で入院が決まると検診センターで入院日中に乳がん検診の予約も入れちゃいます。
今回、夏の入院の際も乳がん検診をちゃっかり予約を入れてました。
で、検診当日。
病室で本を読んでると「検診センターから今マンモが空いてるので来てくださいとのことです~」と看護師さんに言われました。
入院患者の場合、ずっと病室にいると分かってますから、放射線科や検査部や検診部などは空いてると外来に患者を下ろすよう連絡してきます。その日は15時から検診予約だったのに空いてたから13時からとなりました。
さっそく別棟にある検診センターへ入院着のジャージのままGO!
…ってそういえば、毎度忘れてしまうんですが、検診センターって健常者の方が基本行くところなんですよね。女性専用検診室なので、みなさん化粧&オシャレバッチリ!ジャージ&ノーブラ&スリッパ、入院患者用のIDタグをつけてノーメイクで行くのは結構勇気がいります(苦笑)アウエイ感がハンパないです。
で、受付を済ませたら私と4人位の60代と思しき検診希望者と一緒に説明を受けてロッカールームで検査着に着替えます。上はスッポンポンで検査着を着ます。私以外は健常者の方なので鎧完全フル装備(ブラジャー、コルセット、ガードルなどなど)なので着替えるのに一苦労の様子。う~ん、60代になるとこんなに重装備をしないと贅肉は重力に負けてしまうのね、となんか実感…(スミマセン!)
私はタンクトップとジャージだけだったので、とっとと着替えて一番乗り。
検診内容はマンモグラフィーと女医による触診&診察。
最初はマンモから。
このマンモ…毎度ながら苦行です(苦笑)
大病するまでは結構バストがあった(Eカップ!)のに、病気をしてから痩せておっぱいが小っちゃく(Aカップ…苦笑)なってしまったのでマンモがつらいんです。
巨乳だったころの方がマンモは楽でした、はい(笑)
さて、このマンモ。今回は女性技師の方。男性の放射線技師だとちょっと恥ずかしい。まあ技師さんは毎日毎日、乳を見てるんで何とも思わないだろうけどなんかねえ、ちょっと。
私もそうなんですが、白衣を着てこのようなルーティン作業になると「はい、こっち向いてくださいー」「はい、今度はこっちー」と器械的になってしまうんですよね。
今回の女性技師さんも「(機械的に)マンモ初めてですかー。あ、経験ある?じゃあ、こっちへー」ってな感じ。
男性諸君、マンモとはこんな感じだー!(どっかから画像拝借)
そう、乳をマンモグラフィーに挟み込んで器具で乳房をペッチャンコにしてとるレントゲンのことなんです。
乳が潰れるんじゃないかというくらい超痛い!!
なんか乳の中身出そう…ってくらいの圧で押さえられます(苦笑)
しかも技師さんに「そこ、乳じゃないし」的な所からぐいぐいと肉を引っ張ってこられて「これでもか」というくらいに乳を締め上げられます。
何かの拷問?
しかも縦方向、横方向と2回挟まれます…。
技師さん曰く、生理前などで胸が張っていたりすると痛いらしいです。
まあ、慣れてるんで「乳が潰れるー、早くー」でなんとな乗り切りましたが(苦笑)
次の待ってたオバチャンがマンモが初めてだったらしく、待合室で診察を待ってたら「イタイイタイ、おっぱいが潰れるってば」と悲鳴が聞こえてきました。合掌。
で、お次は診察。
ここは「技師も先生も女性なので安心♪」がウリの女性検診センターなので、当然検診担当医も女性です。
呼ばれて座るなりに看護師さんに「上着脱いでください」と言われて上スッポンポン。
女医さん「こんにちはー」
ってこの先生、超ど近眼!!イマドキ、こんな分厚い牛乳瓶の底みたいなメガネってあるんかい?という位のメガネをかけた若い先生…。
女医さん「じゃあ、診察しますので右ワキ上げてください」
で、おそ松くんのイヤミの「シェー」みたいなポーズをさせられます。そこで牛乳瓶底メガネの先生の衝撃行動!
顔をワキに超近距離に近づけ、ワキのリンパあたりからパンパンパンパンと張り手(笑)
って、先生顔近すぎ!!
そんなに目が悪いのか?
まるで精神集中して柱に鉄砲の稽古をしている若手相撲取りのように顔をワキに近づけて張り手をしてきます。
私もマンモ&乳がん触診は大概の数を受けてますが、こんなにど近眼の先生は初めて(笑)顔近すぎ!!こんな凌辱的な触診って…どうよ?
ダメだ、笑ったらダメだ。
笑いを堪えていたら、次は左ワキ。
今度も超至近距離にワキの前に顔を近づけて張り手。その手つきはまさに「おっぱい職人」。
牛乳瓶底先生「あ~、問題ないですね」と下がったメガネを手で押しあげておっしゃられました。無事釈放。
で、待合室で伝票を貰うのに待っていたら、マンモ終わり診察待ちのさっきのオバチャン連中と遭遇。夏の暑い日だったので(この検診センターは駅からビミョーに遠い。でもタクシーも使いにくく炎天下を歩いてきてると思われる)みなさん暑さで検査着のワキのあたりに汗のワキシミが…。
おっぱい職人の牛乳瓶底女医さんはあんなアセいっぱいのワキからおっぱいを毎日毎日張り手をして診てるんだ…大変だなぁとなんか畏敬の念を感じてしまいました。
…って、私たちも毎日毎日口の中を来る日も来る日も診てるんですが(笑)
そんなわけで、今年も乳がん検診は異常なしで無事終わりました。検査代1万円弱自費診療です。
神戸市だと無料乳がん検診があったんですが、田辺はどうなんでしょう?
ちなみにナースさんがよく白衣の胸元につけてるこのピンバッチ
ピンクリボンといって乳がん早期発見治療を啓発するマークなんですよ。
他にも紫リボンやらブルーリボンやらあるんですが、ピンクが一番有名ですね。
みなさんも30過ぎたら年に1回は乳がん検診を受けましょうね。痛いですけどガンになるよりは全然マシです!
乳がん検診はマンモが予約がすぐに埋まってしまうので、余裕をもって予約を取る方がベターです。
以上、検診のススメ&乳がん検診レポでした。
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