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2013年12月29日 (日)

久保・研修会レポート

久保が大阪にセミナーに行ってきたのでその感想文です。当院では3年以上の長期勤務をお約束して下さる新卒歯科衛生士さんには積極的に研修会に行って勉強をしてもらっています。

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研修会日:2013年12月8日(日) 

研修会:改めて学ぶ歯周治療セミナー

研修会の内容:(この内容のみ専門用語になります)

・ルートプレーニングとデブライトメント

・長い上皮付着が結合組織付着へ

・シャープニングの必要性

・患者さんへのモチベーション

・SRPの開始時期

・歯の固定と移動について

・咬合性外傷について

・歯肉退縮について

研修会を受けた感想:

ある程度のSRP(歯周外科治療)の数をさせて頂き、知識的な面でも少し疑問に思っていた点などができたため、今回は改めて歯周病治療について学びたいと思いこの研修会に参加させてもらいました。この研修会では歯周病治療に力を入れている一般開業医の歯科医師と歯科衛生士が実際の臨床現場で長いスパンで経過を見ている症例を多く用いた講義でその内容は私にとって驚くべきことでした。歯周基本治療のみで歯周病を治すという内容であったのですが、例えば、レントゲンで抜歯適応と思しき歯を確立したプラークコントロールとSRPでその後何年も(現在に至るまで)安定した状態を維持し、しかも歯槽骨も少し回復しているという症例もありました。私は正直重度歯周炎は回復の限界があると半ば諦めて考えてしまっていたのですが、この研修会を受け重度歯周病であっても安定した状態で保たせることができるのだと思いました。

研修会を受けた内容を診療で今後どのように生かしていきたいか:

この研修会での学びは多くありました。特にSRPを行う際は開始する時期が非常に重要であるとともに、プラークコントロールを適切に行ってもらうだけで歯肉の発赤や腫脹が改善し縁下歯石(歯茎の下にある固い歯石)が縁上(歯茎の上)に見えてくる、その時がSRPを開始するのに適切な時期であることを学びました。今は患者さんによってはプラークコントロールが確立されてない状態でSRPを行い結局は多生の炎症兆候が残ってしまう事があります。きっちりプラークコントロールを行える状況にできるよう患者様のモチベーションを上げることが重度歯周病の治療の鍵だと改めて感じました。ですからブラッシング指導がいかに患者様のモチベーションを上げ行動に移して頂けるかを考え、一人一人に合った指導を行おうと思います。一人でも多くの患者様のQOLを上げるためにますます歯周治療に力を入れてきたいと思います。

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以上、久保の研修会レポートでした。

私の指導方針として「100の論文を読むより1つの症例」です。いくらたくさん机上の知識を入れても、実際患者さんを触る臨床には適いません。ですので、うちの医院の方針で「とにかくたくさん患者様と触れ合って症例を触る」を心がけています。そのうちに自分の中で日々の臨床業務に疑問を感じたときが「勉強」をするきっかけになるかと思います。

久保も来年で4年目です。新しい新人歯科衛生士さんも入社します。自分が通った道で分からなかったこと、これは教えておいた方がよかったことなど「自分の気付き」で指導していってもらいたいと思います。今後も久保の活躍を見守りたいと思います。研修会お疲れ様でした。

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