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2014年4月27日 (日)

新卒国家資格者の新人教育について

どこまで続くか真面目記事のコーナーです。

今回は「新人教育@国家資格者」です。

さて、この時期はどの医療機関でも国家試験合格したてのピヨピヨちゃんがビクビクしながらコワイ先輩の叱咤に涙している時期です(苦笑)

看護師さんの世界はきちんと新卒者に対してのプリセプター教育プログラムが確立されてますが、歯科の世界は全く確立されてません。

歯科の世界の私が言うのもなんですが、本当に歯科の世界は医科より遅れてます。

歯科衛生士さんは新卒で入った医院ですべてが決まってしまいます。

いい加減な歯科医院に就職したら…せっかく苦労して取った資格もあまり意味がないものになってしまうケースが多々あります。

きちんとした新人教育を受けれない医院に就職した子は、技術が伴わないまますぐに辞める傾向があります。

技術がないまま辞めて違う医院に入り、またすぐ辞めて違う医院に~を繰り返す「何もできないのに卒業年数だけ重ねてしまった医院徘徊衛生士」になったり、歯科衛生士の仕事自体を辞めてしまいます。

この世界に長くいるので、実務○年なのに実は衛生士業務がほとんどできていなかったり、数十件医院を転職している「もったいない」歯科衛生士さん達をたくさん嫌と言うほど見てきました。

当院は、新卒の方を採用して一から育てる、を開業時から貫いています。

新卒を預かるからには、きちんと指導と躾をしてあげないと育ちません。新卒を預かるという事はその子の「歯科衛生士人生その物」を預かる、それくらい大きな意味を持つ。と私は認識しています。

ですので、当院では極力、新卒歯科衛生士の方をお預かりした場合は、お預かりしたスタッフに合った指導要綱を作って教育に当たっています。有資格者の新人教育は当院の一番力を入れているところです。

今回の坂本も、坂本用の指導要綱を作り、現在実際に患者さんを触りながら「考察」をさせる「躾」をしています。先輩がやっていることをただ見ているだけや、何も考えずに先輩に言われたことをこなすだけでは成長しません。今自分はなぜこのことをしているのか、先生や先輩はなぜその処置をしているのか自分で考えさせて報告させるようにしています。「考察」をさせ自分で考えて動けるように育てないと「歯石取りのお姉さん」になってしまいます。

ただ、私は持病があり現在常勤が出来ない為、私不在の際の教育は主人に任せないといけないのが心苦しいんですが…。(一応、急遽、旦那さんの転勤で退職することになった前任者の衛生士が坂本のベタ付教育担当者の予定だった)

その分、工夫して、主人しかいない時は何をすべきか等々を指示したり主人に面倒を見てもらうようお願いしています。

来年、1名新卒歯科衛生士を採用予定です。

それまでに、坂本に基礎の基礎を学んでもらい、来年入るであろう新卒歯科衛生士のスタッフの日々の相談役になってもらえればと思っています。

きちんと育てれば、またその後輩が下の後輩をきちんと育ててくれます。医療の世界はそうやって上のものが下のものを育てて、また育ててもらったらきちんと後輩を育ててあげて…を紡いでいく世界です。非常に絆の強い職種です。

私は幸いにも、新卒の際に面倒見の良い先輩と巡り合えたおかげで今に至ります。その恩返しとして今の出来る限りを新卒でお預かりした資格者は育てていきたいと思っています。

坂本さん、早く育って「坂本さんらしさ」のでる歯科衛生士に育ってください。

成長を楽しみにしています。

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