2015年度新卒歯科衛生士・岡田さん/体験入社感想文
先日、採用が決まりました2015年度新卒歯科衛生士、岡田有沙さんの体験入社の実習の感想文です。
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体験入社の実習を終えて 関西女子短期大学・岡田有沙
学校の実習室ではなく本物の臨床現場が初めてだったので緊張しました。先生方が質問されたのもきちんと答えられなかったです。勉強不足で申し訳ありませんでした。
診察が始まるといろんな患者様、いろんな症例があり、体験実習ができてすごく良かったです。
学校の病院実習では外科のアシスタントがあまりつけないらしいですが、もしアシストと言われたら今日の体験実習を生かしたいです。実際に症例を診ると頭にも入ってきやすかったです。
坂本先生と初めてお話しし、頼りになる先輩だなと本当に感じました。
いくみ先生は私的にはもっと厳しく指導されると思っていたので意外と優しく指導されてる姿が印象的でした。また実習後の復習も分かりやすく説明して頂いて勉強する意欲が湧いてきました。
洋先生は反対にホームページ等を診る限りではすごく「ほんわか」している感じだと思っていましたが、オペが始まると「ほんわか」した感じがどこかに行ってしまったように感じました。私も仕事でON、OFFを付けられるようにしたいと思いました。
歯科助手さん達は私が患者の時同様、明るくて気さくな雰囲気でした。当日は挨拶しかできなかったので、またお話ししてみたいと思います。
学校の病院臨床実習より先に体験実習をさせて頂いて勉強にもなりましたが、実際に臨床実習が始まったら怒られてばかりだと思うと怖いです。
でも、坂本先生が1年間病院実習をされていたとのこと(※注略:坂本は夜間の歯科衛生士専門学校に通学していたため、臨床実習が夜の2~3時間だったので規定時間をクリアするために臨床実習自体が長かった。全日制の学校の場合は臨床実習はびっちり朝から夕方まで毎日なので約3か月間)私はたった3か月だけなので、努力していこうと思いました。
まさご歯科口腔外科クリニックさんは小規模ですが、小さいからこそ患者様との距離が近くなり、とてもいい環境だと思います。
体験実習はとても勉強になり、自分のためにもなり、そして心に一生残ると思います。本当にありがとうございました。
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以上、岡田の感想文でした。
学生さんの感想文は素直なので、主人が実はあまり「ほんわか」ではないや、私が見た目怖そう…とか面白いですね(笑)たぶん、私は自分で言うのもなんですが学生や新人衛生士に怒るタイプではないんですが…顔が怖いんでしょうね(苦笑)
臨床実習先の学生指導担当の歯科衛生士さんはいろんな方がいて、ヒステリックな方や意味もなく学生に当たる方、学生を全く放置の方など問題が多いのが現状。
学生だから出来ないのは当たり前です。
実習担当の歯科衛生士さん達を見て、何も学生にそんなに重箱の隅を突くようにガミガミしなくてもいいのに、もっと面倒を見てあげればいいのに…と思う事もしばしばありました。
そんな指導をすると、その学生が今度歯科衛生士になり、学生指導をするようになった際に、自分がされた時と同じような指導をする可能性があります。
後輩は先輩の姿を見て育ちます。学生や新人は手をかけて育ててあげないと絶対に伸びません。
歯科衛生士の臨床実習は教育要綱が統一して全く出来ていません。きちんと指導要綱をつくり、指導する側の歯科衛生士の「教育」が必要だと思います。やはり看護師さんの教育より遅れてると常々感じます。
…と、これはあくまでの私見です。
医療国家資格者は恐ろしい「臨床実習」を耐え抜いて、みな現場デビューをします。
岡田さん、臨床実習大変ですがこれも医療従事者になるための試練、頑張って乗り切ってください。「まさご歯科」では陰湿な事は私がさせません。きちんと新人指導も指導計画を作って行います。
実習中、辛い事があれば私や坂本に相談して下さいね。私たち「まさご歯科」スタッフ一同は来年4月に岡田さんが入社してくれるのを心からお待ちしています。
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来週は岡田さんの入社内定の感想文を掲載いたします。
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