坂本:歯周病研修会レポート
当院歯科衛生士の坂本が歯周病の治療の研修会に行ってきましたので、そのレポートです。
ハイジニスト スケーリング・ルートプレーニングセミナー
■研修会の内容
今回のセミナーは「スケーリング・ルートプレーニングセミナー」ということで、歯科医院の中での歯科衛生士業務を行うための感情づくり、SRP(歯周病の治療の一種)技術を向上させるためのトレーニング、疲れにくいポジショニング、シャープニング(器具の手入れ)方法についての研修会であった。
午前中は歯科医院の経営に関する講義から始まり、歯科衛生士の役割、現在の歯科医院は治療中心ではなく予防歯科が重要になることなどの説明を受けた。
また午後からはSRP、シャープニングの実習をメインに行った。SRPでは、疲れにくいポジションを教えて頂いた。また音波ブラシの使い方、特徴について、手用の歯ブラシとの違いを中心に教えて頂いた。
■この研修会を受けた感想
まさご歯科で働き始めて2年目ということで、もう一度基本を見直しSRP・シャープニングに関してさまざまな方法を知って応用していくために今回のセミナーに行かせて頂いた。
SRPを施術して施術中での疑問点、一日に何件かSRPの施術が入ると肩や腕が疲れてくるので施術後の疲れにくいポジションや施術方法を中心に教えて頂いた。
日頃からいくみ先生に教えて頂いていたように手首や腕に負担がかからないようなポジション、レストの重要性など基本的な姿勢は同じであったが、スケーラーの持ち方、左手を使った固定の位置、スケーラーの動かし方などが異なった。歯科衛生士を長く続けていくためにも疲れないポジション・施術方法は重要になると思うので、自分に合った施術方法を見つけられるように色々な方法を組み合わせて学んでいきたいと思う。
■研修会で受けた内容を診療でどのように生かしていきたいか
今回の研修で学んだSRP・シャープニング方法については良い部分を自分の施術に取り入れて生かしていきたいと思う。また研修会では歯科医院での歯科衛生士の役割についても学んだ。歯周病治療に関しては歯科衛生士が治療計画を立てられるような知識、経験を積んでいく事、高血圧・糖尿病など全身疾患や女性の更年期などから、口腔内に出る副作用などを把握しておくことで患者様に説明し不安を取り除く事が出来たり、今後の治療計画を立てる上で重要になるということを改めて実感した。
今回の研修会で全身疾患などの全身の状態を把握することの重要性に関して学ぶことができたので、今まで以上に知識を増やして臨床経験を積んでいきたいと思う。
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以上、坂本の研修会レポートでした。
いろんな意見を取り入れて自分なりの治療方法を確立していく事が重要です。当院ではやる気のある歯科衛生士の方には希望があれば積極的に研修会などに参加してもらい、技術の向上や都市部での歯科衛生士のあり方などを学ばせていきたいと思っています。
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