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2015年9月12日 (土)

衛生士・岡田の基礎疾患のお勉強①-歯周病と喫煙の関係性についてー

今年4月に新卒で入社した歯科衛生士岡田の歯科臨床で知っておきたい基礎知識の患者様指導のためのレポートを掲載します。今後、彼女の患者様の臨床での応用にしていければと思い公開します。

今週のテーマ:歯周病と喫煙の関係性について

タバコのヤニで歯や歯ぐきが着色していくことはご存知の方が多いと思いますが、歯周病とも関係していることは意外と知られていません。

まず、歯周病と喫煙がどういうメカニズムで関係しているかというと、たばこの成分のニコチンが強力な血管収縮作用を引き起こし、さらに一酸化炭素の作用によって歯ぐきが炎症を起こしても出血が抑えられてしまいます。その結果、歯ぐきの表面が固くゴツゴツした状態になり歯周病にかかっても気づかないうちにどんどん進行し悪化してしまいます。

また喫煙者は唾の分泌量が減ってしまうため細菌の繁殖を抑えづらくなり、歯垢や歯石が増えてしまいます(歯石は毒素を出して歯を支えている顎の骨を溶かす元です)

このような作用のため、喫煙者は歯周病にかかりやすく、かつ治りも悪くなります。

様々な治療法がありますが、いずれの治療においても喫煙者は治療の予後が悪く治りにくいというデータもあります。

では、禁煙をするとどうなるのでしょうか?

禁煙の効果はとても早く、歯ぐきへの血管収縮作用の改善は数日~数週間だそうです。そのため、禁煙後に歯ぐきが腫れたり赤くなったりすることがありますがそれはタバコの影響で隠された本来の炎症が現れるために起こってしまうのです。過去に重度の喫煙歴がある方でも禁煙をすると歯周病のリスクが低下し、すべての治療においても効果が上がり、歯ぐきの色素沈着も少しずつ本来の健康的な色に戻るそうです。

『健康に悪い』と思ってタバコを止められない方が多いですが、入れ歯になってでも吸いたいですか?

これを読んで頂き、少しでも喫煙をされている方の考えを替えられたら幸いです。

ーーー

以上、岡田のレポートでした。

当院では喫煙者の歯周病治療も多く、きちんと上記の知識を踏まえたうえで岡田が患者様の指導をしていく事になるかと思います。

来週より各基礎疾患で口腔内に気を付けるべきことをレポートさせますので参考にして下さい。詳しく指導を聞きたい方はどうぞ歯ブラシ希望でご予約下さい。

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