千と千尋のようなお宿@泉南の山奥にて
シルバーウイークに主人と大阪まで仕事関連の買い出しなどで出かける用事があり、その帰りに泉南のとある宿に泊まりました。
連休という事でどこも宿が取れずたまたまキャンセル待ちで空いたお宿。正直どこなのかよく分からないけど泊まる場所があってよかった…といった感じで行きました。
ナビで「本当にココ?」と迷いながらたどり着くと、山の中にポツンと南海電車の駅周辺に到着。彼岸花が咲き金木犀の香りがどこからともなく漂う古き良き日本の乗除漂う無人駅の近くに目地はありました。
そこだけ時間が止まったようなレトロな建物が本日のお宿「南天苑」です。
赤い橋を渡って館内に入ると紅色のじゅうたんにスリッパが整然と。優しい電灯の明かりに何とも言えない情緒あふれる佇まい。
館内もなんともレトロ。こちらは囲炉裏端。冬場はこちらで暖が取れるそうです。
所々に野の花が生けてあり、室内にも野花が生けてありました。こういったちょっとした心遣いって嬉しいですね。私もこうやって実体験をして感動したものをできるだけ医院に取り入れるようにしています。
館内を探索したら、もうリアル「千と千尋の神隠し」のような不思議な感じでタイムスリップしたようです。湯ばーばが出てきそうな雰囲気。
仲居さんに聞いたところやはり同じように感じる方が多いらしく西洋系の外国人客に大変人気の宿らしくその方たちの間で「SEN TO TIHIRO」と言われているらしいです。客室が空いていたのがかなりラッキーな人気宿のようでした。
お料理は純和食。上品なお味で旬のものを温かいものは暖かいうちに、冷たいものは冷たい間にテンポよくお部屋食で出てきます。最近「和食」が美味しいと感じると仕事になってきました。日本酒なども多く取り揃えているようです。
回りが山々で近隣に建物がないため虫の音と風の音が秋の風情を醸し出してくれました。もちろん、温泉もあります。これこそ「千と千尋」!
日本の「昔」を感じタイムススリップしたい方におススメのお宿でした。
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