着物の魅力
今年の社員旅行は若いスタッフのみんなに「女性を磨いてもらおう」というのをテーマに着物体験をしてもらいます。着物を着たまま、私の贔屓にしている芸舞妓さんのおどりを見てもらおうという企画です。
私は宮川町と祇園東に贔屓の芸舞妓さんがいます。
普段はお澄ましの彼女たちも仲良くなればすごく気さくで可愛らしいです。
花街の女性は身嗜みや言葉遣い、所作などの躾がきちんとできているので一緒にいると女性として何かと勉強になります。
今回は宮川町へ行く予定。
私は結婚前から着物や花街に興味があり、着物に袖を通すようになって15年くらいです。
「一見さんお断り」な花街に出入りするようになったのは、私が着物を買っている呉服屋さんが祇園の芸舞妓さんが作るお店なのでそちらのお母さんに紹介してもらいました。
着物好きが高じて着付け講師の免許を持ってるんですが、今は自分が着るので精いっぱいです。
神戸にいた時は友人たちと着物で食事会をしていたのでよく着ていたのですが、田辺に引っ越してからは京都に行く際にたまに着る程度になってしまって残念です。
贔屓の芸妓ちゃんが自前さんになったお祝いに少しだけ私の着物を分けてあげたのですが、箪笥の肥やしにならないように今後着ていきたいと思っています。
着物を着ると背筋が伸びて所作もきれいにしようと無意識に美に対しての意識が高くなります。
日々仕事に追われているとつい「美しく装う」という意識がなくなってしまうので、そういった美意識を少しでもスタッフ達に感じてもらえればと思っています。
これを書いている時点では彼女たちが社員旅行でどんな着物を着てくるのか私も知らないので楽しみです。髪結いもお願いしているのと化粧もきちんとしてくるようにと伝えてあるのでどう変身してくるのか、またこちらのコラムでご紹介したいと思います。
もしこれで花街や着物に興味を持ってもらえたなら、来年医院の目標売上ノルマを達成すればスタッフの希望があれば一見さんお断りのお茶遊びツアーにご招待しようかなとも思ってます。
若い子の着物離れが進んでいるので、これを機に彼女たちも着物が好きになって日本の伝統美を感じてもらえれば幸いです。
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