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2017年4月 1日 (土)

頚椎神経根症手術レポ その1(入院検査編)

私の持病である膠原病とステロイド関連の副作用についての記事になります。ご興味のある方はPCからですと「続きを読む」で折りたたんでおりますので開いてお読みください。(スマホからですと「続きを読む」が出ずにそのまま下に記事が続きます)

ご興味のない方はどうぞ飛ばして下さい。

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頚椎神経根症手術レポ その1(診断編)

頚椎神経根症と診断され、いよいよ入院して精密検査をすることになりました。

そう、以前の記事(あの恐怖再び@エミログラフィー)にも書いていますが私が恐れていたアレ、エミログラフィーの検査が決まりました。

エミログラフィーとは?脊柱管内の神経組織の圧迫や狭窄の位置や程度を評価する検査で、どこの神経が圧迫されているのか脊椎から造影剤を入れて診断します。

エミロは副作用が出た場合、とても強い頭痛がでるため通常は1泊2日で検査入院します。私は遠方からの入院だったため主治医の配慮で木曜から検査→金土日挟んで検査後の休憩→月曜日手術というスケジュールになりました。

手術よりエミロが憂鬱になりながら入院当日。

入院前の看護師さんの諸々の説明などは同じ病院に何度も入院しているので簡単に済みました。慣れたもんで入室後に荷解きを。もしかすると副作用で入浴できないかも、なので事前にシャワーを浴びておきました。

昼ごはん抜きで13時から検査です。お腹がすくので昼から検査の方は朝食を多めにとっておいたほうが良いかも。私は朝食はちょっとしか食べていなかったので検査後夕食までの間、空腹でフラフラでした。

検査前より点滴を開始します。この点滴はルートを確保するためのものでもし術中等に何かあったら即治療開始できるようにする用です。そして術衣に着替えてスタンバイ。ペラペラの紙の術衣で少し寒いです。

ここで私からのアドバイスです。特に看護師さんに何も言われないかも、なので。(私は言われなかった)

検査前には必ずトイレを済ませておきましょう!!←コレ、エミロで一番重要!

「では行きましょう!」と本日担当の看護師さんが来室。

車椅子移動かなと思ったらなんとベット移動でした。

病室のベットに寝たまま処置室まで運ばれて行きます。入院歴長いですがベットで5階の病室から1階の外来検査室までの長旅は初めてでドキドキです。何かすごく重病な感じを醸し出しているようで外来ですれ違う人たちになんとなく「あ、なんか悪いんだね、この人」という視線を感じました。

「いつもは車椅子なんだけどね、先生がベットでって」と看護師さん。私が「脊椎触る系の検査で毎度頭痛がひどい」と主治医にアピールしたのが効いたのかもしれません。

検査室に到着。透視室です。

Masago2

↑結構大げさな検査機械でちょっとびっくり。(画像お借りしました)

Img_0789

検査台に移ってエビの格好をして背中を消毒後に造影剤を入れて検査をします。

毎度ながら脊椎の麻酔が、痛いです…。

痛くて腰が逃げてぴくついていたら「動かないで!」と看護師さんたちに羽交い絞めになります。確かに動くと危ないのはわかるんですが…(泣)脊椎の麻酔は覚悟しておいたほうが心の準備ができるかと思います。

麻酔後はX線の透視画像を確認しながら細い針を腰のあたりから刺して、神経組織のある硬膜内まで針を進め、ヨード造影剤を注射して脊髄腔内で造影剤がどうやって拡散しているのかを透視像で観察します。

太目の針を使って穿刺しているのでグイグイと背中が押されて何かが入っているのが分かります。痛いような気持ち悪いような感じです。頭の先までずんずんと何かが入っていく感じがします。

造影剤を注入後、撮影を開始します。背中をかがめた状態、伸ばした状態、反った状態、うつ伏せの状態など10枚近く撮ります。

いろんな方向から撮るわけですが、伸ばした状態や反った状態、うつぶせの状態の撮影はどうやって行うかというと、自分が動くのではなく機械が動いて撮影することになります。

なんと、ベット部分が動いて水平から垂直状態になります。要するにベットが寝ている姿勢から動いて最終的に起立姿勢になります。ぐるっと機械が動きます。

点滴をぶら下げたまま、ベットが回って動くので滑り落ちないよう技師さんと看護師さんで押さえたり点滴が抜けないよう移動したりと大がかりです。

これで終わったと思ったら今度はCTとのことで、ベットに移動してCT室へ。この時に起き上がると脊髄内の造影剤が流れてしまうため、看護師さんが担いでくれて検査台からベットに移動しました。

CTはすぐ終わります。CT後は病室へ。かれこれ検査は造影から何やで1時間から1時間半ほどでしょうか。

ぐったり疲れました。

検査後、頭を下げると頭痛の原因になるので少し頭を上げた状態で安静にします。

私の場合は2時間ベット上絶対安静指示が出ました。病院によっては24時間安静だったり1時間安静だったりとバラバラのようです。

安静の間は着替えられないので検査用の紙のペラペラ術衣のままです。布団をかけていても冷えます。トイレももちろん行けません。前に脊椎系の検査をしたときに私はトイレを我慢できず検査後すぐに行ってしまい1週間ひどすぎる頭痛に悩まされました。

エミロなどの脊椎触る系の処置で頭痛が出るのは、低脊髄圧症候群が原因と考えられます。脊髄腔から針を刺した際に流出した髄液が孔から漏出した場合に頭痛がするそうです。

この頭痛の特徴として寝ているときは頭痛が収まり、起き上がると頭痛がします。

それはそれは起き上がると本当に恐ろしい頭痛です。なにか脳の病気ではないかというくらいの激しい頭痛で起き上がると吐き気と頭痛で脂汗が出ました。それが延々と1週間ほど続きます。副作用の頭痛が出た場合は点滴などをするそうですが、日付薬なので髄液が漏れている孔がふさがるまでは続くそうです。

思い出しただけで頭が痛くなります。人生の中でもトラウマ級の頭痛です。

今回は幸いにも事前の「頭痛凄い怖い」のアピールが効いたのか検査の行き帰りがベット移動だったのとトイレを済ませて2時間きちんと安静にしたせいか、なんと!頭痛が出ませんでした(歓喜)

頭痛で地獄を見ることを予想していたので、これは不幸中の幸いというか何というか…心から良かったと嬉しかったです。

エミロに当たって下調べをたくさんした中に体験記のブログを読み漁っていると「頭痛ハンパない」の意見が多かったので正直ビビってました。

エミロは副作用が多く侵襲性のある古典的な検査ですが、MRIだけでは分かりにくい腰を曲げた時、伸ばした時、反らした時、立った時など、実際の生活で行う体制で撮影を行うことできるので動態情報に優れており、普段、脊椎がどこまで動き、脊髄がどう圧迫されているなど知ることが出来るため、手術法の選択にも大きく寄与しています。

また、脊髄造影後のCTを行うことで、MRIでは描出が困難な神経根近位も描出が可能であり、圧迫を伴う病変の評価することができます。(エミログラフィー 放射線の基礎知識より参照)

だそうです。侵襲性がありますがどうしても必要な検査です。

このエミロの結果、めでたく(?)私は右のC5C6間の神経根症と診断され晴れて手術適応となりました。

これからエミロを受ける方は、どうぞ検査後は頭を上げないように気を付けてください。

では、次はちょっと閑話休題で「入院と家族ムンテラ」編で。

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