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2019年1月 6日 (日)

歯科衛生士研修会レポート 糖尿病について 岡田

歯科衛生士の岡田・那須が糖尿病療養指導士の研修会に行ってきたのでレポートです。

当院では基礎疾患をお持ちの患者様が多く来院し、特に糖尿病を罹患している方も多いため知識の向上を目的として各自が自主的に研修会に参加しております。

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WLCDE講習会を聞いて 岡田

10月14日 日赤医療センターにて

動機

田辺市の衛生士の勉強会で和歌山県地域糖尿病療養指導士に歯科衛生士も受験することができるようになったと教わったことをきっかけに、今回受けてきました。当院は口腔外科なので全身疾患をある程度把握することも大事になってきます。

また、歯周病と糖尿病は密接しており、合併症でもあるため、ある程度は知っていましたが、完璧でなかったため、受験して勉強しようと思いました。

講習内容

*糖尿病の概念、成因、診断内容

*療養指導士の役割について

*食事療法、運動療法、薬物療法、について

*急性合併症、慢性合併症について

項目ごとに専門の方がパワーポイントで講演してくださいました。その後に選択問題のペーパーテストを行いました。

感想

事前にパワーポイントの内容が書かれたテキストを郵送してくださったのである程度目を通すと、難しいことも書いてあったので合格できるか不安でしたが那須さんも一緒に合格できて良かったです。

歯科の分野も糖尿病もですが、やはり患者さんが向き合ってくれないことには良い数値や結果がでないことが分かりました。その中でいかに興味を持ってくれるように接するか、正しいことを伝えられるかも鍵となるかが分かりました。

今回の内容で難しかったのは薬理の分野です。衛生士の学生時代も苦手でしたが、これからもさらに新薬がでたりすると思うので常にチェックしておくべき内容でした。

また、合併症もたくさんあることに驚きました。特に足病変は普段の内科の診察などでは気付きにくいので、もし指導する際は患者さんに十分注意して確認するよう伝えておくところだと思いました。

今回の講習会ではさらっとしか歯周病の内容が出ていなかったので私たち歯科衛生士がしっかり伝えていくべきところであると思います。しかも講演の先生自体もあまり歯科衛生士のことをわかっていなさそうだったので歯科衛生士という職業も理解してもらいたいと同時に蛇足ですが思いました。

当院も糖尿病を持っている患者さんがたくさんいらっしゃいます。その方たちには今後歯周病が進行していかないようにケアを十分行い、初診で糖尿病を持っている患者さんがみえられたら歯周病と糖尿病が関係していることを理解していただけるよう今後接していきたいです。

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