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2019年7月 6日 (土)

お灸LOVE♡

膠原病にかかって10年経ちますが、一生治る病気ではなくまぁ何となく病気と折り合って日々過ごしております。

一通りの第一選択の薬剤、ステロイドから免疫抑制剤やらプラケニルやら全部飲んでますがこれ以上の症状悪化を抑えるといった感じで「良くなる」と言ったわけではありません。悪いながらも低空飛行で全身あちらこちら痛いと言えば痛いです。

病気と闘ったところで治らないのなら受け入れるしかないので私はあんまり自分が難病であっても深刻に考えていないんです。

ただ、病気は受け入れてはいるものの困るのが痛みからくるQOLの低下。日によって痛い時は起き上がったりできません。それがつらいです。

西洋医学ではここが限界というわけで、最近は東洋医学の力を借りてます。

東洋医学はなんとなく宗教っぽい感じがしてキライな方はキライでしょうが、私はあまり抵抗がないので「対処療法として良いのなら」と深く考えずに施術を受けています。

ここ2~3か月ほどずっと週1で鍼に通ってました。鍼もそこそこ関節や筋肉の痛みが強い時には即効性があり起き上がれないときなどに私には効果がありました。どういった作用機序で鍼が身体によいかは実は解明されていないらしく、それこそ中国4000年の歴史の積み重ねで効果が口伝で伝えられているようなないような…そんな感じだそうです。

で、鍼の先生が最近試してくれているのが「お灸」。よもぎの台座お灸と鍼のMIX治療です。

今時期は暑さは厳しいですが意外とクーラーなどで身体の中は冷えてます。膠原病やリウマチは冷えが大敵。私もクーラーに当たると指の関節が発赤腫脹して痛みが出てきて包丁が握れなくなります。夏場は身体の表面は暑いんですが芯が冷える、の割には身体の中に熱がこもるなど変な症状になります。おそらく自律神経がおかしくなってるんでしょうね。

私が施術してもらっているお灸は背中とお腹を中心にしてもらっているのですが、施術をしてもらうと骨と内臓がじんわり温まる感じがして心地良いです。身体の芯を温めてあげることによって疼痛が緩和して私の場合は2~3日痛みが楽になります。

自宅でも手軽に始められるお灸。背中や専門的なツボは難しくても手のツボや脚のツボなど自分でも据えられる部位は痛みがひどい時などおススメです。

膠原病に限らず冷えは万病のもと。夏だからこそ身体が冷えているのでなんかダルイ方はお灸良いですよ。

自分の身体は自分で出来る範囲でメンテナンスをしないと誰も守ってくれないですからね。皆さんも自分なりの健康法、疼痛緩和方を見つけてQOLの向上を目指して下さいね。

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