歯の治療って怖い
3月9日はレミオロメンの名曲の日ですが、その日にこの辺りの高校の卒業式があり道行く卒業生が胸に花をさして門出をしていました。
若いというのは人生の選択肢が多くあり輝いていますね。
若いうちは「嫌だからやめる」「嫌だから逃げる」ことが出来ても年齢が上がるにつれ「嫌でもそこから逃げられなくなる」ようになります。責任が増すという事は生きにくくなるものですね。足枷が多くなってくるとそんな若い頃の生き方が羨ましくもあります。
春風にちょっぴりセンチメンタルになる季節です。
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3月に入社した歯科助手の津呂の教育をすすめてます。
教育担当の早田は穏やかなスタッフなので新人さんが入社したらいつも独り立ちするまでお世話をお願いしています。いつも早田さんありがとうね。
津呂もさすが社会人経験が豊富なので患者様とも馴染んでいる様子。仕事内容はそのうち慣れてくるのでこのような対人関係スキルがあることは即戦力の上でもとても助かります。頑張って下さい!期待しています!
そんなこんなで、マンパワーが増えたので私もやっと先日主人に歯の治療をしてもらうことができました。診察枠は患者様優先になるので身内の私は一番後回しです(泣)そうやって歯科の人間は歯が悪くなってゆくのです…歯科開業医は身内忖度なしなことが多いです。
歯の詰め物がかけてしまったんですよ。結婚前に入れた白い詰め物なのでかれこれ18年くらい前?夕食に何かを食べていて「ガリッ」と結構大きな音がしました。隣で食べていた主人と目を合わせて「あ、割れたか欠けたね」と。
そんなわけで、麻酔をして治療と相成りました。
私、あんまり今まで大規模な歯の治療って受けたことないんです。それにこんな仕事をしていると治療のすべてを知っているので逆に怖い…。
プルプルしながら治療を受けてきました。はっきり言ってちゃっちゃと出来る施術で大した治療でなかったのですが、あまりのビビり具合に主人に呆れられました。患者さんってこんな恐ろしいことを耐えてるのって…すごすぎる!!!尊敬するわっっと涙出そうでした(笑)
もうかれこれ歯科の世界に25年ほど身を置いていますが、歯科の治療ってなんか進歩ないよなぁ~としみじみ感じます。
医科は技術進歩が目覚ましいですが歯科ってなんだか治療が古典的でほとんど昔習った教科書の内容と変わらないような。材料の良しあしはあるものの施術自体は目覚ましい発展はなく。あいかわらずキィィィーーンだし。これだけ世界が進歩してもあえて進まない歯科の世界もすごいなと(苦笑)取り残され感マンマンです。
進化の国アメリカの歯科治療もさほど進展がないのでまあもうウン十年前に治療が確立された分野なんでしょうね。無痛歯科治療、せめて無音の治療機器とかできたらいいのに。
そんなことを思いながら治療を受けてました。診察台に横たわる恐怖、久々に味わった件でした。
みなさん、歯は大切にしましょうね(笑)
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診療所です。
待合室では入園準備特集といたしまして、人気のはらぺこあおむシリーズ、ミッフィー、ペネロペなどの可愛い歯ブラシやハンドタオルを取り揃えています。お孫さんに買って帰られる方が多いです。もう何年かこの時期にこの企画を行っているのでご存じの患者様も多いかも。
ハンドタオル類は人気ですぐに売れてしまうので気になるものがあった方はお早めにどうぞ。
今週も混みあいますがスタッフ一同頑張りますのでよろしくお願いします。
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