迎春
新年あけましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になりました。
本年もスタッフ一同よりよい医療を提供できるよう主人、スタッフ共に努力してまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
ーーー
令和4年の最初の七十二候は「雪下出麦」。ゆきわたりてむぎのびる、と読みます。
重い雪の下で少しずつ芽をのばしていく麦。暖かくなる春を待っています。麦は別名「越年草」とも呼ばれ、秋に種がまかれ雪や露にも耐え年を越し初夏に収穫を迎えます。
大晦日から元日にかけて108回突く除夜の鐘。なぜ108回かと言うと、諸説ありますが、月の数、二十四節気、七十二候の数を足したものなんだそうです。知りませんでした!
その他にも1月は「睦月」と言いますが、睦月の季語で面白いのが「嫁が君」。
正月の三が日は「鼠」は忌み言葉になるので鼠の異称である「嫁が君」を使います。鼠は多産なことから古来より子孫繁栄のシンボルとされていて、白い大黒鼠は豊穣や福徳を司る大黒天の使いです。正岡子規も「行灯の油なめけり嫁が君」と詠んでいます。
御年始の季節の言葉を調べるだけでもいろいろエピソードがありますね。勉強になります。今年も季節に合ったちょっとした豆知識を調べてお伝えできればと思います。お付き合いください。
ーーー
年末年始、皆様はどうお過ごしでしょうか。
こちらのコラムにもありましたように年末に岡田の挙式に参列してきました。
田辺市の世界遺産「紀伊山地の令嬢と参詣道 」の一部、国の名勝「南方曼陀羅の風景地 」の一部である闘鶏神社での挙式でした。
闘鶏神社は、御祭神の中に熊野三山(熊野本宮大社、熊野那智大社、熊野速玉大社)が勧請されており、かつて険しい熊野詣が困難な人々はここに参拝することで三山参詣に替えたと言われています。
南方熊楠は熊野の植物研究をしたのが闘鶏神社の森とのこと。ちなみに熊楠の妻は闘鶏神社の宮司の娘さんなんだそう。
冬の凛とした空気の中での挙式は神々しかったです。詳しくは岡田のコラムをご覧ください。
岡田さん、結婚おめでとう。末永くお幸せに。
最近はもう結婚式に参列することは少なくなりましたが、ピークの頃はよく着物で参列していました。着物で行くとご親族さんにも喜ばれますし華がありますしね。
あの着物とあの帯を合わせて…ならあの帯揚げと帯締めかなぁと組み合わせを考えるのも楽しいです。普段は自分で着物の着付けをするのですが、結婚式の場合は美容室で着付けと髪を結ってもらいおめかし出来るのでワクワクします。おしゃれできる機会ってなかなかないですもんね。
独身時代、神戸に住んでいるときは着物のオフ会などで着る機会があったので着物はよく着ていました。田辺に来てからは茶道を習い始めたので折々に着物をきてお稽古に参加します。…が、昨年はコロナでお茶会もなくなり全く着ませんでした。
着ていないと着付けも忘れてしまいますし、着物もお手入れしたいし…で今年こそは茶会がなくても着物を着よう!と目標を立てておきます(笑)
ちなみにコロナになる前に猫の帯と空色の着物を誂えていたのですが、まだ開けていません…。今年こそはこの着ていない着物にも袖を通したいと思っています。
みなさんは今年の目標はなにか立てられましたか?
ーーー
このコラムは通常時は土曜日が私担当、日曜日はスタッフが輪番で担当しているのですが、今週は診察が休みなのでスタッフコラムもお休みです。というわけで、明日も私の駄文にお付き合いください。
« 【スタッフコラム】今週の担当:早田 | トップページ | 2021年のリフォームとメインテナンス »
「とりあえず診療日記」カテゴリの記事
- オサダ電機大阪ショールーム見学(2024.09.14)
- 宇治 正寿寺へ(2024.09.07)
- 産休育休のため歯科助手リクルート募集!募集期間:9月2日~11日まで(注意)エントリー13日まで→11日までに変更しました(2024.08.30)
- 津呂さんお疲れ様でした!&産休による歯科助手増員リクルート開始(2024.08.31)
- 蝉の声もかわり(2024.08.24)