月の夜 「阿以波」の秋の透かし団扇
今年は残暑が長く続いたので彼岸花を撮りに行く時期を逃してしまいました。
さすが名前の通りお彼岸にきっちり咲くので9月末の連休が見頃のピークだったみたいですね。先週カメラを持って撮影に行ったらもう土手沿いの彼岸花は色が褪せて枯れかけでした。
毎年彼岸花とコスモスの撮影に行っている中辺路の川沿いが今年は整備されておらず雑草だらけの荒れ地になっていて心配になりました。地元の新聞に毎年掲載される名所だったのに残念です。
写真は去年にその名所で撮影した彼岸花です。
のどかな里山の風景と青空、見渡す限りの彼岸花の赤が素敵でした。来年はまた素敵な彼岸花畑が復活していることを期待しています。
さて、先週ですが田辺では3年ぶりに「弁慶よさこい祭り」が開催されました!
当日は抜けるような晴天。田辺では久々のお祭りという事で大盛り上がり、色とりどりの浴衣や衣装に身を包んだ踊り子さんたちの姿が祭りに華を添えていました。
私たち夫婦も露店目当てに昼前に大浜に出かけたのですがあまりの暑さにお弁当だけ買ってすぐに帰ってきました。知り合いがよさこいを踊るとの事だったので応援したかったのですが残念!皆さん暑い中お疲れ様でした!
夜は田辺湾から3,500発の花火が打ち上げで、我が家はベランダから鑑賞しました。16年このアパートに住んでいますが、ベランダから弁慶まつりの花火が見れることに今年気づきました(苦笑)
コロナでいろいろ今まで制限があった分、余計に楽しめました。今年は各所で秋まつりが開催される予定のようなので遊びに行ってみたいと思います。
ー--
医院では毎月季節の飾り物を待合室と診察室に展示しております。
病院に行くのって気が重いですよね。そんな憂鬱な気分を少しでも解消してもらえたら、見て和んでもらえたらと開業してからずっと季節の飾りは続けています。
秋のこの時期は虫篭を飾っているのですが何となく寂しいので何かないかなと探していました。お月見のシーズンになるのでそれにちなんだものをという事で、京うちわの老舗「阿以波」(あいば)で特注していた秋の透かし団扇が届きました。
銘は「月の夜」。
ススキに月と兎の絵柄は秋の何とも言えない切ない情緒を感じさせます。うちわ面と柄を別に作り、後から差し込む「差し柄」という構造なんだとか。とても手が込んでいる京の逸品です。
「阿以波」 さんは元禄2年に初代長兵衛が近江の国の“饗庭(あいば)”から、都に出て店をひらいたことに始まる由緒正しい団扇屋さんです。
7月から8月の夏に飾っている透かし団扇が「阿以波」さんのものです。夏の透かし団扇がとても好評なので秋の物もということで今年注文してみました。
本当は9月に飾りたかったのですが、受注生産で人気のため間に合わず10月のお月見に滑り込みで出来上がってきました。
ご来院時に「秋の夜長の月夜」を目で楽しんでいただければ幸いです。
ー--
診療所です。
毎年、秋になってくると増えてくるのが「口腔乾燥症」。
更年期の女性の特有の症状で季節の変わり目に強く感じるみたいです。今年も9月の半ば辺りから口腔乾燥由来の粘膜疾患が主訴の方がとても多いです。
口腔乾燥症はエボザック等の内服薬があるのですが薬価が高い割にはいまいち効果がわかりにくいので、渇きに対する「対処療法」がメインになります。主に保湿ですね。
当院ではそういった口腔乾燥症の方の「保湿用マウスジェル」を取り扱っております。
手が乾燥するとハンドクリームを塗る・顔が乾燥するのを防ぐために化粧水を使う、と言った感じで口の中も保湿してあげることによって渇き由来の粘膜の引きつりなどの不快な症状が緩和されます。
口の乾燥が気になるけどいきなり商品を買うのは気が引ける…と言う方はお気軽にスタッフにお申し付けください。歯科衛生士の古里がお試しで保湿マウスジェルを口腔内に塗布しますので使用感がお気に召しましたらご購入下さい。
そんな感じでこの時期特有の主訴が多くなり私たちも秋の訪れを感じております。
連休が多いため現在予約がとりづらい状況になっております。
当院は完全予約制になっております。予約外でお見えになった場合は待ち時間がかなり長くなります(2~3時間かかります)。ご理解ご協力のほどお願い申し上げます。
今週も混み合いますがスタッフ一同頑張りますのでよろしくお願いします。
« 【スタッフコラム】今週の担当:寺尾 | トップページ | 【スタッフコラム】今週の担当:津呂 »
「とりあえず診療日記」カテゴリの記事
- 「電動歯ブラシ使ってみた」←youtubeのサムネ風に読んでください(2024.10.05)
- 夜のお菓子「うなぎパイ」の由来(2024.09.28)
- 9月27日より歯科助手リクルート開始(ハローワーク経由でお願いします)(2024.09.20)