ちかつゆ道の駅
仕事帰りの空き地で撮った夕暮れ少し前のススキです。
お月見時期より穂が開き枯木立になってきて秋から初冬へ季節を告げているようです。立冬を過ぎたので暦では冬の始まりです。
診療所近くの銀座商店街の街路樹も色づき始めました。都会ではハロウィンからクリスマスのディスプレイが始まっているそうです。もうお歳暮の準備かぁと何となく気ぜわしくなってきました。
今年も残り2カ月弱、早いですね。
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中辺路辺りにドライブがてら、8月末に開業した「道の駅ちかつゆ」に立ち寄ってきました。
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部である熊野古道「中辺路」。
田辺から本宮大社に向かうには国道311号線沿いの山道を通っていかないといけません。そのあたりの山道周辺をざっくり言うと「中辺路」と言います。
ところどころに集落はあるのですが険しい山道のみが延々と続きます。そんな山道の立ち寄りスポットとして「道の駅ちかつゆ」があります。
「ちかつゆ」の名前の由来は、花山天皇が熊野詣の際に食事をしようとして箸がなかったので萱の茎を折って箸にしたところ、萱から赤い汁か滴り落ちてきたため「これは血か露か」と言ったからだとか。その「ちかつゆ」の当て字として後世「近露」になったそうです。
嘘か本当かどうか分からない都市伝説のような名前の由来です。
以前は北欧の意識高い系の方に熊野詣が人気でしたがコロナで激減。「道の駅ちかつゆ」も惜しまれつつ一度閉店しましたが、秋前に別のオーナーにて居ぬき再オープンしました。
お土産物屋併設の小さなパン屋さん(主にクロワッサンを販売)と甘味屋さん、とろろごはん屋さんの3つのお店とデイキャンプ場やレンタサイクルなどがあるようです。
今回私たちは甘味屋の「もちや」さんに行ってきました。
この辺りの炭で焼いたお餅をメインに川添茶を提供するお店なんだそう。
みたらし団子や京都の今宮神社のあぶり餅風の団子などテイクアウト可能なお餅類やおぜんざい、かき氷などもありました。
私はおぜんざいを。甘すぎず素朴な感じの小豆と焼きたての香ばしいお餅で寒い時期は温まりそうです。白ぜんざいなるものもあって気になっています。
その日は少し暑かったので主人はかき氷を注文。つぶつぶイチゴ。氷は都会で流行っているフワフワ系でシロップもよくある「シロップのイチゴ」ではなく甘さ控えめの大人な感じでした。
川床に面したお席もあるので季節のいい時には野外で頂くのも良いかもです。
中辺路ちかつゆ周辺は山里の雰囲気で落ち着きます。近くには美術館や小さな神社もあり散策がてらお茶するのも良いですね。道の駅の向かいのAコープも地元の方が作った目はり寿司などの郷土色豊かなお弁当も販売されておりベンチで食べる親子連れやライダーの方も多いです。
これから紅葉シーズンになりますのでちょっと一服でおススメです。
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診療所です。
最近お花をたくさん頂く機会が多いです。白浜のガーベラ農家のガーベラハウス西浦さまから頂いたガーベラは待合室にラウンド花束風に束ねて飾っています。「ぜひ診療所に飾ってほしい」といつもたくさんご提供頂いております。お気遣感謝しています。
診察室は11月の紅葉時期ということで赤紅葉の舞扇子を飾っています。和の雰囲気なので茶道教室で頂いた茶花を飾っています。非常に珍しい佐賀菊も飾ってありますので一見の価値ありです。
患者様に目で楽しんでいただくために毎週輪番制でスタッフに生け花をしてもらっています。生け花は自宅でそっと飾るより診療所で大勢の方に見てもらえる方が生けがいがあります。女性の教養として生け花を知っておくと長い将来の間で役に立つこともあるかと思いスタッフに任せています。診察の合間に眺めていもらえると幸いです。
連休が多数あるため特に診察が混みあっております。当院は完全予約制になっております。予約外でお見えになった場合は2~3時間お待ち頂く事がございます。出来るだけ早く診察を行えるようには心がけておりますが予約の患者様が優先になりますので何とご理解ご協力の程お願いします。
今週もスタッフ一同頑張りますのでよろしくお願いします。
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