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2022年11月26日 (土)

紅葉狩り@奈良の談山神社

色づきの秋が訪れました。

私は春のお花も好きですが、一番好きな季節は秋です。

燃えるような紅葉、見渡す限りの銀杏落ち葉。足元の乾燥した落ち葉をぱりぱりと踏みしめる感触、写真を撮る手の悴みも吐息が白く映るのも、晩秋を目で見て肌で体感出来て好きです。

私がこの時期に紅葉を見に行くのは主に奈良か三重あたり。奈良や三重というと和歌山から遠いイメージがありますが県境なので田辺から車で1時間半から2時間くらいで到着するのでちょうど良いドライブになります。

今回ご紹介するのは奈良県桜井市の多武峰にある「談山神社」。古くは「別格官幣社」「多武峯妙楽寺」と言います。

藤原氏の祖である中巨鎌足の死後、長男で僧の定恵が父の墓を大和国に移しその墓の上に十三重塔を造立したのが発祥とされ、「談山」の名の由来は、中巨鎌足と中大兄皇子が大化元年に大化の改新の談合をこの地で行ったので後に「談い山」と呼んだことによるとされています。

奈良の山深い里山にある「談山神社」は昔から紅葉の名所。細くてアクセスが悪い山道にもかからわず観光バスや一般の観光客が多く非常に混雑します。昼間や夜間ライトアップの際は駐車するのも一苦労なので、私たちは開門朝一番で来訪しています。

朝の張りつめた冷気の中、神社専用駐車場から歩きます。まだ観光客がまばらなので本当に静かです。駐車場から神社入口まではかなり距離があるのと急な階段を上る&坂道を上るので運動靴必須です。日頃運動不足な私たちは毎年ヒーヒー言いながら門前まで行っています(笑)

門前に近づくにつれ珍味や滋味溢れる山の幸を売る出店や甘味処、旅館が出てきます。

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やっと神社についたと思ったら、またそこから拝殿までは急な階段の嵐です。健脚でないとちょっとしんどいかも。

拝殿までの階段を抜けるとそこはまほろばの山々に連なる紅葉の海です。険しい階段を上った先から見る雲海ならぬ紅葉の海。朝一番に行くとまだ朝靄がかかり幻想的です。

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談山神社のテレビ中継でよく映る有名な灯篭と紅葉の風景です。

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拝殿に座ると目の前にまるで錦を広げたような鮮やかな赤や黄色が広がります。朝日を浴びて黄金に光っていました。

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私の写真では伝わりにくいのですが、どこを見渡しても紅葉で時期が合えば燃えるような赤の洪水になります。頑張って登ってきた甲斐があります。

紅葉だけでなくこの神社は「縁結び」で有名らしく、万葉歌人の額田王の姉であり情熱的な恋の歌を残した歌人、鏡女王が祀られています。鏡女王は藤原鎌足の妻で女性として幸せな一生を送ったとの事でいつしか別名「恋神社」と言われるようになったそうです。

最近、談山神社の公式がこの恋神社を押しているようでインスタから火がついて若い女性に人気なんだとか。私たちが朝一に行った際も若い女性たちが訪れているのを見かけました。なんだか微笑ましいです。

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恋神社らしく、こんな粋な演出も。若いみなさんの恋が実りますように。

息切れ、足の筋肉痛を感じながら参拝を終え下山し門前の甘味処で休憩するのも楽しみの一つ。

そこだけ時間がストップしたような昭和感満載の甘味処。今の若い子には逆に古くて新鮮ではないでしょうか。

お店の前では玉こんにゃくが大鍋でグツグツ煮てありトッピングの味噌もいろいろ種類があって選べます。毎回主人はここでお参りの後に玉こんにゃくを食べてます。ニンニク味噌がパンチが効いていておススメです。

そして玉こんにゃくと併せてここの名物が甘酒。

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冷えた体に熱い甘酒が染み渡ります。ここで甘酒を注文するとなんとこの湯呑がもらえます!旅の記念にいかがですか?

もう毎年行っているので我が家にはこの湯飲みが結構な数あります(笑)

談山神社で参拝した後は、周辺はあまり食べる所はないのですが車を少し走せると鰻の有名なお店や桜井市のフレンチ料理ひらまつなどもあります。運動がてら美味しいランチを頂いて帰っては?

以上、今回の紅葉狩りでした。次回も私たち夫婦のおススメ紅葉スポットをお届けしたいと思いますのでお楽しみに!

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診療所です。

年末になってくるので「年内に治したい」と駆け込みで予約を入れる方が多くなってきます。

大変申し訳ないのですが年内はもうすでにご予約がすべて埋まっている状態になっております。

当院は完全予約制になっております。急なお痛みやケガ・腫れの予約外に関しては受付を行ってはおりますが、混雑の状況によっては2~3時間お待ち頂く事がございます。出来るだけ早めに診察を行えるよう努力はしておりますが、現在の診察予約数がすでにキャパオーバー状態ですのでご理解ご協力の程お願いします。

今週もスタッフ一同頑張りますのでよろしくお願いします。

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