自宅の周りに水仙が咲き始めました。車に乗り込むときによい香りが鼻をくすぐります。
水仙はシルクロードを渡って日本に入ってきました。フランスでは春を告げる花として愛されているそう。
水仙の香りは香水の材料としてもつかわれていて「シャネルNo.5」や「ナルシス・ノワール」が有名です。そういえばシャネルの香水は水仙の香りがしますね。
こんな可憐なにおいを纏う水仙ですが、花言葉は「自己愛」「うぬぼれ」。
水仙はフランス語では「ナルシス」と言います。ギリシア神話で絶世の美貌をもつナルキッソスがその高慢さで自分だけを愛するように呪いをかけられてしまい、水面に映る自分の姿に恋したまま衰弱死をしてしまったからだと言われています。水仙が水辺でうつむくように咲くのは、ナルキッソスのなごりとされています。
こんなに可憐で美しい水仙の花言葉がなぜ不穏なのかというと、水仙には毒性があり送る相手に死を望むようなイメージがついたとの説があります。
可愛い物には毒がある、と言ったところでしょうか。
毒があるとはいえ、適切に扱うと安全なのでご安心を。医院でもこの時期水仙を飾っていて良い香りがしています。もうすぐ早春ですね。
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受験生の本番時期になってきました。
今春入社が内定している新卒歯科衛生士のIさんも歯科衛生士の国家試験追い込み時期になってきた事かと思います。
当院は新卒で歯科衛生士を採用することが多いので、この時期に合格祈願を送るようにしています。
太宰府天満宮の合格鉛筆とキットカットのセットです。取り寄せてIさんに送りました。(画像は太宰府天満宮HPよりお借りしました)
福岡の太宰府天満宮は菅原道真公を祀る天満宮で京都の北野天満宮と共に全国の天満宮の総本社です。
菅原道真は5歳で和歌を詠みあげる神童で弓の名手であり文武両道でした。地位の低い貴族だった道真はその学問の才能と実績から宇多天皇から重用されるようになりました。
彼は高すぎる才能から嫉妬され無罪の罪を被せられ大宰府に左遷され2年後に厳しい生活で死去。その後に道真を無罪の罪で左遷させた役人が次々と不慮の死を遂げたり都で疫病が流行したりと不幸なことが立て続けておこり、まことしやかに「道真の祟り」と恐れられるようになったため大宰府に「安楽寺天満宮」を建立し道真を供養をしたと言われています。戦後から名が「太宰府天満宮」に変わりました。
こうして菅原道真は神様として天満宮に祀られる事となり、以降は学問の神様として信仰を集めました。
鉛筆は試験マークシート用で五角から「合格」ともじったもの、キットカットは「きっと勝つ」からもじったものです。お商売上手ですね(笑)
昨年、同じように国家試験を控えていた歯科衛生士の古里にも太宰府天満宮の合格祈願を送りました。今では医院で戦力として頑張ってくれています。
国家試験、大変ですが資格は身を救います。頑張って3年間勉強と実習を頑張った集大成が国家資格になります。
春には立派に「歯科衛生士」に合格して一緒に働けるのをスタッフ一同楽しみに待っています。Iさん、がんばってね。応援しています。
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診療所です。
個人事業主の一番しんどい季節、確定申告シーズンとなりました。
持病のため私が週1しか臨床現場に出れなくなってしまったので、当院では臨床は主人担当・事務経理労務関連はすべて私と顧問税理士T氏が担当と夫婦で完全業務分業制にしています。
事務方の一番メインの年間仕事、それは確定申告。
毎年この梅が咲く前は確定申告の準備で萎えています。昨年はこの一番繁忙期にコロナに罹ってしまい、熱と喉の痛みの中コロナの保健所対応と確定申告の準備のダブルで死んでいました。本当に苦しかったです。
今年は昨年の轍を踏まず早く片付けて楽になりたい!と年末辺りから取りかかり、先日私の担当しているものは完了して顧問税理士のT氏へ引き渡すことが出来ました!
勤務10年のベテランスタッフ早田や、元銀行員で数字に強い寺尾を中心に確定申告に必要な書類整理を手伝ってもらえるので本当に助かっています。今年もありがとう!
確定申告準備が終わったので、次は春入社のIさんの入社にむけての新人指導関連準備を行いたいと思います。
毎度ですが、予約がかなり混みあっております。現在3月半ばあたりまで予約枠が埋まっております。
当院は外科専門になりますので手術優先予約となっております。虫歯治療や小児歯科、入れ歯治療は対応困難になっており近隣の一般歯科への受診をお願いしております。何卒ご理解ご協力の程お願い申し上げます。
今週もスタッフ一同頑張りますのでよろしくお願いします。