祇園東の秋のをどり
朝の冷え込みが厳しくなってきました。我が家の猫たちも朝方寒くて布団の中に入ってくる季節になりモフモフで幸せです。
天気予報などでも紅葉前線のインフォメーションが流れています。
10年位前だと紅葉は11月はじめくらいからだったような気がするのですが近頃は12月ごろ見頃を迎えるようになりましたね。
診療所の小庭にも紅葉を植えています。これは毎年色づきが遅くて12月半ばくらいに真っ赤になります。こちらも色づくのを楽しみにしています。
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11月の初めに京都の花街の一つ「祇園東」の「祇園をどり」に行ってきました。
京都には5つの花街があり「祇園甲部」「宮川町」「先斗町」「上七軒」、そして今回訪れた「祇園東」があります。他4つの花街は春に芸舞妓の踊りの会が開催されるのですが、祇園東のみ秋開催です。
昨年までコロナの影響で中止されていた芸舞妓さんお点前によるお茶席も復活していました。
今年の祇園をどりは舞妓さんの数も増えてより華やかな演目でプログラムが組み立てられていました。昨年と雰囲気が違うなと思ったら演出の先生が変わっていました。
公演中は撮影禁止なので舞台前の雰囲気を。コロナ明けという事もあり舞台は大盛況で満席、特に外国からの観光客が目立ちました。
贔屓にしている芸妓さんに「舞台が終わった後なんとか1時間だけですが時間の都合がついたのでどうしても会いたい」との連絡がありました。最近の京都人気で芸舞妓さんは半年前からビッシリ予約が入っているみたいで、今年は会うの無理かなと思っていたらなんとか時間を作ってくれました。
彼女とは、舞妓になりたて1年目からのお付き合いで今は自前の芸妓さんです。今年でかれこれ11年のベテランです。
お茶屋さんのバーに待ち合わせていくと「今日どうしてもお会いしたかったのはご挨拶がしたくて」と改まってお茶屋のお父さんと二人で居住まいを正して深々とご挨拶が。お盆に帛紗をかけた物をどうぞお受け取り下さいとの事。
もしかして舞台が終わったら引退するん?!と思ったら、このたびお囃子の名取を襲名したとのこと。中村壽津愈さんの誕生です。
「もー!引き祝い(引退する時のご挨拶)かと思ってびっくりしたわ!名取さんおめでとう!」と嬉しくて感動しました。
おぼこくて舞妓のまだ下紅(舞妓の一年目は下唇しかお紅がさせません)の頃から知っているので襟変えをして芸妓さんになり、そしてこのたび名取まで精進して立派に成長したことを本当に嬉しく思います。
これからも芸の道に精進して日本文化の継承頑張って下さい。おめでとうございます。
若い方がいろいろと努力して頑張る姿を見るのは嬉しいです。そんな感動した今年の秋の祇園をどりでした。
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診療所です。
今月末に難しい手術を控えているのでみんなで器具機材の最終チェックをしています。年明けにも難症例の手術が待ち受けているのでそのための準備運動的な感じです。
みんなで頑張って手術成功させたいと思います。
年末年始ですが、ほぼもう予約枠が空いていない状況となっております。
救急(大きなケガや腫れ)以外でのご予約を受け付けるのが困難な状態です。現在手術中心の予約受付となっており、一般歯科でも対応できる症例につきましてはお問合せを頂いた際にそちらにご紹介する場合がございます。何卒ご理解ご了承下さい。
今週も混み合っておりますがスタッフ一同頑張りますのでよろしくお願いします。
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